アイコス互換品(全方位加熱式)でヒートスティックを吸う
高機能なアイコス互換品|Ocean-C Q1
ほぼほぼヴェポライザーなアイコス互換機Ocean-C Q1は、ボタンと有機ELディスプレイにて温度調整できる加熱式タバコデバイスです。
刃(ブレード)ではなく、凹型セラミックチャンバーによって全方位から包み込んで加熱する仕組みを導入していますので、ヒートスティックを最大限に味わうことが出来そうです。
まずは、基本的な使い方やスペックなどを紹介します。アイコス互換品でヒートスティックを吸ってみる
Ocean-C Q1の説明は後回しにして早速吸ってみます。早く吸いたい^^
利用したヒートスティックは、マールボロ・パープル・メンソール。 プールムテックとは異なり いつでもコンビニで購入できて便利ですね、山田家周辺のコンビニだとJTたばこカプセルは、購入できないので。
操作は、簡単です。- パワーボタンを素早く5クリックで電源ON(加熱スタート)
- 加熱スタートから3分経過すると自動でOFFになる
- 温度を変更したい場合は、+−ボタンを操作
- 設定温度に達すると-ボタンしたの青色LEDが点滅→点灯に切り替わる
- ONの状態で5クリックすると電源OFF
- 連続で吸いたい場合は、再度5クリック
- 240℃付近で吸うと味や喫味は、本家IQOSで吸った場合と差異を感じません。
- 280℃まで温度を上げられるのですが、山田の場合は260℃位からキツぃと感じました(この辺は好みの問題かな)
- 低温で吸うと14吸い(14パフ)以上、味が続く。
吸い殻。 本家アイコスより、この互換品の方が「ムラなく」加熱されているがわかります。 全方位加熱式なのでヒートブレード跡が残らないんですね。
ブレード式だと刃に葉がこびりついてしまうので定期的なクリーニングが必要ですが、このアイコス互換品だと、20本吸ってもまったく汚れませんでした。バラしてみました。 良い感じにローストされています。
タバコ葉の味については本家IQOSで吸った時と大差なく パープルのベリー味は、この互換機の方が濃い味でした。 全体をまんべんなく加熱できているから、香料が出やすいんですかね。
タバコ感(キック感やキツさ)は、温度次第で強くも弱くもできました。 山田の場合は、強いタバコは苦手なので240℃ぐらいがベストでした。
それぐらいの温度でしたら同じスティックで2ターン目も美味しく吸うことができました。 とくにパープルは、喫味が落ちてもベーリー風味(香料)が長続きするので、低温で2ターン・6分吸いもアリかと思います。
ヒートスティックの香料って何気に凄いんですね。 近頃は、ヴェポライザーで手巻きタバコ用の刻み葉を吸うのがMYブームなのですが、220℃を超えたあたりから香料が飛んでしまって、タバコ葉の味しかしないんですよね。 さすがにフィリップモリスが研究開発した専用タバコだけあって、ヒートスティックは高温でも香り(風味)を楽しむことができました。内容物や構造
・アイコス互換品本体(バッテリー) ・掃除用ブラシと耳かきのようなツール ・シリコンキャップ(2個) ・USBケーブル
シリコンキャップは、使ってない時用の蓋ですね。 ヒートスティックは、独特の香りがあるので、気にする人にとっては、ありがたいショートパーツですね。チャンバーは陶器(セラミックス製)ですね。 まだ新しいので釉薬が輝いており、まるで高いお茶碗のようです。
ヒートスティックと同じ太さで尚且つ360度・全方位から加熱できるセラミックチャンバー、、、「ムフフ。これは使えるかも」 ムフフの詳細は後述。各部詳細・レビュー
パワーボタンを5クリックで電源ON
有機ELディスプレイ(OLED)は、眩しすぎず暗すぎず視認性バッチリです。反対側 こちらは、エアホールだけです。 内側には、金属製のメッシュがはめ込まれており、とても丁寧な造り込みです。
ちなみにここから息を吹き込むと、チャンバーを少し冷ますことができます。スペック
充電中は、ディスプレイと青色LEDがONになります。 電池残量と設定温度(写真は233℃)が表示されます。
内蔵バッテリーの容量は、840mAhです。 カタログスペックによると、満充電で約10本のヒートスティックが吸えるそうです。
実際に利用したところ、電池の持ちは温度設定によって大きく変わり、240℃設定では、9本で電池切れでした。 270℃付近の高温設定を多数利用した際には、8本だけの時もありました。充電電流は、650mA。 2.4A対応の充電器とケーブルで充電してみましたが、旧式の1A充電器でも同じ結果でした。
電池残量0状態から満充電まで1時間と15分でした。
充電が早い(充電時間が短い)ので、10本しか吸えないスペックをウィークポイントとは、感じませんでした。
電池切れの際にも、10分弱の充電で1本分のチャージが可能でした。 どのような使い方でも、充電が早いのは便利ですね。
ポケットチャージャーを持ち歩かなくても10本程度吸えて、モバイルバッテリーを持ち歩けば、本家IQOSを凌ぐ本数を吸える…使い方次第では寧ろ長所と感じます。重さ約40グラム。軽っ! 普段は、電子タバコを愛用しているのでこの軽さに驚愕しました。
本体は樹脂製(ラバーコーティング)で、内蔵電池は小型の16450(840mAh)を利用しているようです。 軽々とYシャツのポケットに入れられます。
ラバーコーティングなので落としても丈夫そうです(でも落とさないで下さい^^
長さ110mm 太さ26mm(一番太い所で) 物差しで測ったので値は、アバウトです。本家IQOSと比較してのこの互換品(Ocean-C Q1)のアドバンテージは、
・一体型なので荷物が1個減る ・温度設定で喫味を調整できる ・ヒートスティックの取り出しが簡単 ・連続で吸える ・本家より安い ・凹形状のセラミックチャンバーによってタバコ葉を紙越しに熱するので、加熱部が殆ど汚れない(メンテが楽) ・小さいのに1充電で9本吸えた
個人的に思う弱点は、チャンバーの入り口が少し狭く、片手でヒートスティックを入れるのは慣れが必要なことでした。
まぁ本家IQOSの方が、ヒートスティックを挿す時に「スカ」や「ズブ」があったり、吸い殻を抜く時も葉が残ってしまったり、出し入れは神経を使う部分なので、本家に比べたら数倍も手間なしで吸えるようになっています。
気を使ってブレードに挿す必要がなく、凹型のチャンバーに入れるだけなので、ルーズに扱える度合いは、こちらの互換品の方が上です。
趣味性の高いVAPEと異なり、IQOSの場合は、気軽さ・手間なしさが、大切だと思うんですよね。 そう言った意味でも、凹型セラミックスチャンバーは、掃除楽チン(そもそも汚れにくい)・加熱ムラが少ない(セラミックは遠赤外線を吸収・放射する)・ヒートスティックの出し入れに神経を使わなくても良い
メーカーも、その部分をもっとアピールしたら良いのになー、と思います。この互換品を買いたい!と思った一番の理由
冒頭でも少し触れましたが、最近はヴェポライザーでシャグ(刻みタバコ葉)を愉しんでいます。
市販の紙巻タバコと異なり、シャグはタバコ葉本来の味や、上品な香料を楽しむことができて、今では市販のタバコを吸う事が出来なくなってしまいました(臭いと感じてしまう)
ヴェポライザーは、刻みタバコ葉を手で詰めて利用する物なのですが、粉々の葉を外出時に詰めるのは少し面倒だし怪しいので、予め準備できないか?と模索していました。
チャンバーの太さがヒートスティックと同じで、しかも贅沢にセラミックチャンバー・小さくて軽くて見た目もゴツくない・温度設定もできる… 「これはもう、外出時用に予めシャグを紙巻した自作ヒートスティック専用機としても是非買うぞ!」と意気込んでいた訳です^^
次回の記事では、その辺が上手くできるか?などを紹介いたします。 ・アイコス互換品でヒートスティックと同じ太さに手巻きしたシャグを吸う2018年02月17日