ヴェポライザーでシャグを美味しく吸う

ヴェポライザー

2018年02月04日 更新ヴェポライザー シャグレビュー

ヴェポライザーで美味しく吸うPart1

ヴェポライザー・WEECKE C-VAPOR2+(サイト内のレビュー記事)を利用し始めて1ヶ月が過ぎました。
入門者なりに(初心者ゆえに)色々と試して、美味しい吸い方や、良い塩梅の使い方が見えてきました。
数種類のシャグも吸ってみましたのでレビューを兼ねて一緒にまとめました。  

タバコ葉の美味しい詰め方

吸い殻

いきなりウサギのフ〇のような絵面ですみません。
これは、タバコ葉をチャンバーへ、ダイレクトに入れた時の吸い殻です。

後始末が簡単で味の良い「量と詰め方」をマスターしてからは吸い殻が毎回、面白い様にポロっと抜けます。

少な過ぎても焦げ味になってしまい、多すぎるとドローが重くなってしまう。
コツは「摘まんだシャグを優しく丸めて満タンに詰める、でもドローが重くなる程に押し潰さない」でした。

山田は、ベビースターラーメン丸や、お湯を注ぐ前の即席麺をイメージして丸めています。

グリセリンでミストアップ

ヒーティングチューブスペーサー

グリセリン滴下の際には、ヒーティングチューブスペーサーを利用しています。
(チャンバーが汚れにくくなるので)

グリセリンを2・3滴足すことでミストやキックが増します。
ただシャグによっては、最初から湿っぽい銘柄もあり、そのようなシャグでは、そのまま吸った方が美味しかったです。

尚、スペーサーを利用すると携帯に(外出時に)便利なのですが、吸い終わった直後だとパイプが熱いので、処理や置き場に困ったりします。
次回吸う時に、片付けるのがベストなのかなーと思います。

スペーサー無しで予めシャグを小梱包しておくことはできないか?と考えて、手巻きタバコのローラーを利用して『太巻きシャグ』をカットして吸う事にしました。

ローラーの準備

RAWアジャスタブルローラー

太巻き用にローラーは、RAWのアジャスタブル70mm用ローラーを利用しました。

ローラー内部には、2本のロール棒と、シートのたるみ量を調整するもう1本の棒が入っています。

もう1本の棒の断面は楕円形になっていて、上に回すとシートをタイトに(スリムフィルター6パイに対応)
下に回すとシートの余裕ができて太巻き(レギュラーフィルター8パイ)で巻けます。

この棒を外すことで、シートのたるみ量を増やして、さらに太く巻きます。
RAWレギュラー・スリム対応ローラー 外し方、元に戻し方は簡単で、アジャスタ―をレギュラーとスリムの中間の溝の位置に合わせて、反対側のポッチを摘まめば、工具無しで引き抜けます。

ペーパー

ZIGZAGブルー

ZIG-ZAGのブルー
薄手でゆっくりと燃える、スローバーニングペーパーです。

ヴェポライザーなので燃やしませんが、薬品が入ってなさそう&安い紙を使ってみました。

50枚入り100円で購入。

実際に太巻きを作ってみます。

手巻き

ローラーを開いてシャグを詰める(ほど良く硬めに)→詰めたら閉じてクルクルと回す。

ローラーを開いて大よそ9パイの太さになるようにシャグ量を調整。
ペーパーを入れる

ヒーティングチューブスペーサーが直径9.3ミリ程度(チャンバーと同じ太さ)ですので、横に置いて見ながら、気持ち細目に巻くと吸い終わった時に取り出しやすいので楽チンです。

良い感じの太さになったら、糊面が手前になるように紙を差し込んでローラーを回す。

糊面を舐めて(濡らして)、さらに回す。
手巻きタバコ完成 紙が全部ローラーに吸い込まれたら半周程度回して、形を整える。
ローラーを開いて「太巻き」のできあがり!
太巻き

比較用にメビウスを家族の部屋から拝借してきました。

お礼に1本、フィルタ無しの太巻きタバコを入れておきました。
びっくりするだろうな^^
カットしたタバコ

写真上は、スペーサーです。撮影しながら よそ見して巻いたら太すぎました^^

1つ約15mmになるようにハサミで切ります。
利用した紙は70mmなので、4カットだと10mm余ります。

余った分は次に巻く分に足すか or 短めに5カットでも良いかと思います。

慣れえると1本(4カット)作るのに1分とかかりません。
この太巻きに、そのまま火をつけて吸ったら美味いのかな^^

チャンバーへIN

セラミックチャンバー

カットした太巻きを適当なケースに入れておき、吸いたい時に「さっと」「ぽろっ」と簡単にチャージできます。

これなら草刈り作業中で手が汚れていても、簡単に詰めることができます。
吸い殻比較

吸った後のヒートスティック、もとい、太巻きです。

左は、チャンバー直、右は太巻きカット。
そのまま灰皿にポイできます。

紙にタールっぽい物が付着していてIQOSの吸い殻に似ています。

薄紙(スローバーニング)を利用していますので紙の味はしません。
直入れと比較して若干、味は落ちますが、予めシャグを準備できるので便利です。

また太巻きカットの真ん中から、グリセリンを垂らすと直グリセリン滴下よりチャンバーが汚れにくくなるのでオススメです。

利用したグリセリン混合液はこちらファンタジーVG:PG混合液(混合比率を選択できます)

味の出かた

味の出かた

色々と吸ってみてヴェポライザー(WEECKE C-VAPOR2)の「味の出方・クセ」が入門者なりに分かってきました。

グラフは、山田が感じたヴェポライザーの味の出かた です。
(本当は、もっと奥深い物だと思いますが初心者なので)

一定の温度で吸っていると、着香されたシャグは、まず香料がきて(グラフのピンク)
次に、ニコチン感・キックなどのタバコ感(グラフ黄色)がやってきます。

タバコ感の次は、シャグの焦げた苦みがくるのですが、山田はこの焦げっぽいのが、むせてしまい苦手なので、この段階で終了しています。

シャグの種類や、温度によって異なりますが、大よそ1セッション(5分)の後半や、シャグを変えずに連続で吸った2回目に焦げっぽさがやってきます。


着香されたシャグは、常温でも香りが立っていますが、ヴェポライザーで加熱すると香りが味と化します。

個人的には、山が重なった時が美味しい!と感じています。

STANLEY Coffee

スタンレー・コーヒー

スタンレー・コーヒー
30g入りで690円/1g単価23円

美味しいです。加糖&ミルクが入っているコーヒー味です。
VAPEでは、コーヒー系リキッドをこよなく愛飲していますが、ヴェポライザーだとVAPE独特のウェットなお菓子感もなく、大人のミルクコーヒー味でした。

大人のミルクって^^

タバコとコーヒーって味が少し似ているのでヴェポライザで吸うと、香料から→タバコ葉味に切り替わるボーダーラインが良い意味でぼやけていつまでも吸ってしまいそうです。

派手さのない飽きの来ない味です。
個人的には、グリセリンを足さない方が、美味しと思います。

乳味が、大の苦手な山田でも美味しく吸えるレベルのミルク感です。

che shag赤

チェ

チェ・シャグ赤
25g入りで550円/1g単価22円

無香料・無添加タバコです。
付属の紙が激薄でお気に入りです。

非着香系シャグは、タバコ感(グラフ黄色)が出るまで、蒸れたような半生のような味を感じました(あくまでも個人的な感想)

ですので山田の場合、序盤は味わわないで直接肺に入れて→味が出始める頃合いを見て、口にためてゆっくりと吸っています。

さすが無添加タバコだけあって、セッションの終盤では「雑味のないタバコ葉の旨味」がしてお気に入りです。

COLTS APPLE&CINNAMON

COLTS APPLE&CINNAMON

コルツ・アップル&シナモン
40g入りで880円/1g単価22円

チェより高いですが、いっぱい入っているので単価は同じです。

温めた牛乳(乳味)の次に苦手なのが、ニッキです。
シナモンスティックでコーヒーをかき混ぜて飲んでいる人を見ると「ブル」っと身震いしちゃいます^^

だがしかし、このシャグは美味いです。
スパイスとして、シナモンが効いている程度のシナモン感で、香りの大部分はアップルです。

そのリンゴもアップルティーのような香ばしい味で、少しほろ苦いタバコ葉とマッチしてクセになりました。

これをずっと だと飽きますが、美味しいので1日に1回は吸っています。

コルツ・アップル&シナモンは、巻いて(火を付けて)吸っても上品な香りがして美味しいです。
強いて言うなら巻いた方がうまいです。あ〜禁煙記録が途絶えた^^

COLTS GREEN TEA

コルツ・グリーンティー

コルツ・グリーンティー
40g入りで880円/1g単価22円

キングオブ・加熱式で吸って美味いシャグ ですかね。
このシャグは、アメリカンスピリット並みに有名ですよね。

グリーンティーと言っても緑茶ではなく、香水のグリーンティーをイメージしたシャグのようです。
味は、紅茶に近く 程よい酸味と茶葉の香り、常飲していても飽きがきません。

グリセリンを足さなくても十分に加湿されたタバコ葉は、チャンバーに入れやすく加湿しなくても一定のミストが出ます。

ハッカ・ニッキのように好きな人は好きだけど、苦手な人はダメ…のようなメリハリのある味ではなく、万人受けする優しい味です。

個人的には、巻いて火を付けて吸うよりも、C-VAPOR2でゆっくりと吸う方が好きです。

ちなみに付属の紙は、燃焼促進剤が入っていないスローバーニング紙ではなく、普通の腰があるペーパーです。

CHOICE DULCE

チョイス・ドルチェ キャラメルバニラ

チョイス・ドルチェ キャラメルバニラ
30g入りで710円/1g単価23.7円

コレは知りませんでした、コルツ・アップル&シナモンと同様に新しい銘柄のようです。タバコ屋さんのオススメで買ってみました。

巻いて吸うと、濃い目のミルクキャラメル&タバコ味で美味しいですが、部屋が物凄いミルク臭になります^^

C-VAPOR2で吸うと
・低温→バニラ5:キャラメル5
・高温→温かいミルク(乳味)6:キャラメル2:タバコ2

山田の場合は、高温で吸った時の乳味が軽くトラウマとなり、付属の紙で全部巻いて美味しく消費しました。

誤解しないで下さいね、個人的に乳味が苦手なだけなので、バニラ好きな人へはオススメのシャグです。

COLTS CLEAR MENTHOL

コルツクリアメンソール

追記
コルツ・クリアメンソール
40g入りで880円/1g単価22円

メンソールは嫌いでもなく得意でもないのですが、タバコ屋さんのオススメもあって購入してみました。

グリーンティーと同様に湿った葉は、加湿しないでそのまま美味しく吸えました。

メントール感は、やや強い印象です(得意でないのでそう思うのかも)
でもVAPEリキッドのそれとは異なり、キツぃイメージではなくメンソールタバコに近い爽やかさです。

メンソール感がなくなるまで吸っていると(グラフ黄色)グリーンティーと同じタバコ葉の味がしました。
これは、常飲かな〜美味いです。

すみません、なんでも「美味い!」でレビューになっていないですよね^^

色々とやってみて

紙巻タバコ

C-VAPOR2プラスを利用して葉の詰め方や量、シャグの種類をいくつか試してみました。

山田の場合、電子タバコ(VAPE)では、拘りの吸い方はなく、AIOやRTA、抵抗値やワットを変えても味の違いを感じませんでした(鈍感^^)

ですが、ヴェポライザーの場合、同じ葉でも温度や詰め方で香りや、タバコ感が如実に変化しますので、美味しいストライクゾーンを楽しく模索している次第です。

ヴェポライザーを利用する前は「プルームテックやIQOS・加熱式タバコは、紙巻タバコの下位の代替品であり、味や吸った感は、紙巻タバコに劣る」と決めつけていました。

ヴェポライザーで実際に吸ってみると、同じシャグ(葉)でも、火をつけて吸うよりヴェポライザーで吸った方が美味いと思える銘柄や、吸い方がありました。

このことは、山田の経験不足であってVAPEでも同じなのかも知れませんね。

巷では、このことを泥沼と言うのかな^^
楽しいし、紙巻よりリーズナブルだし、飽きるまで突き進むことにします。

商品リンク(Amazon)
WEECKE C-VAPOR 2プラス(バージョンアップしてC-VAPOR3になりました)

WEECKE C-Vapor2用 ヒーティングチューブ スペーサー 10個入(別売りスペーサー)


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2018年01月17日(2018年02月04日 更新)
ヴェポライザー シャグレビュー

コメントを読むコメント(2)を読む

コメント

2018年01月18日 20:22 rakiさん
こんにちは。
ヴェポライザーレビュー第二弾は一気に5種類のシャグの吸い比べですねー
シャグは消費するのに時間がかかるので5種類も一気に開封すると保管・保湿どうするのかな?って心配になってしまいました。

私もコーヒー好きなのでシャグのカプチーノを試してみたのですがコーヒーじゃなくて鰹節にしか感じられずお蔵入りしています。機会があれば山田さんの感想をお聞きできたらな?と思いますw

今回レビューされた中ではスタンレー・コーヒーが気になりましたので今度試してみたいと思いました。

保湿状態やグリセリンの有無と温度設定で吸い味がかなり変わるので難しいなぁと感じているので山田さんの試行レポートを楽しみにしております。

2018年01月19日 10:57 山田です
タッパーへ、園芸用スポンジを適当に穴を開けた容器に詰めて保湿していますが、コルツなど初めから湿っているシャグは、開封したてが一番美味しいですよね。
ヒュミドール
チェ赤も、そうだったのですが乾燥気味の葉だと生臭い感じがありますよね。ただそのようなシャグでも終盤のタバコ感が美味しかったりするので、色々と研究してみまーす。

グリセリンは、使い過ぎるとグリセリン味(甘味)が強くなってしまうのと、予め浸透させておく期間が長すぎるとタバコ感が落ちてしまう気がしています。

・太巻きした物にグリセリンを垂らす
・密閉できる器に移したシャグにグリセリンを混ぜる

後者の方が香料も落ちず美味かったのですが、如何せん葉がベタベタするので面倒でした。
手間なく美味しく吸える方法を模索中なんですが、やはり保管・保湿が重要かと思いました。|返信

2018年02月04日 13:36 rakiさん
こんにちは。
外出時にスペーサーで持ち運ぶと吸った後に灰皿に捨てる際にスペーサーを回収するのが面倒に感じていたのでローラー(https://www.amazon.co.jp/gp/product/B004P6BK1I)を買い、シートのたるみ量を調整する棒を外してシャグの太巻き化にチャレンジしてみました。
https://imgur.com/a/E1Ifb

何回か巻いてみましたがスペーサーの外径の太さにすることが出来なかったのでローラーにスペーサーを挟んでみたところ、
https://imgur.com/a/HxngV
こんな感じになることがわかり、このローラーではスペーサーの太さでローラーを閉じる事が出来ないことがわかりました。
ローラーによってシートのたるみ・余裕が違うのかもしれません。

山田さんが使っていたローラーを買っておけば....Amazonプライムの対象外だったので別のローラーにしてしまったのが悔やまれます(>_<)

山田さんの使われたローラーはスペーサー挟んで閉じる事が出来たか試していただけるとありがたいです。

買ったローラーは手巻煙草ローラーとして使って行きたいと思います(*^_^*)

2018年02月04日 15:28 山田です
コメントありがとうございます!
「こっちも同じ構造で…」とリンクしていた方のローラーですよね、すみません、リンク外しました。申し訳ありません。
RAWのローラーだとこんな感じで閉じます。
ローラー
第3棒の爪は、カットしてあります(カットしなくても太巻きできます)
RAWローラーだとシャグの量によっては、ヒートスペーサーより太く巻くことも出来るのですが、その場合は、ローラーが激重で開き気味になるので、詰めるだけ詰めてスムーズに回せるところ「シャグ量」がちょうど良い太さだと思います。
MASCOTTEのローラーは、手巻き用に使っていただけるとのことで恐縮です。|返信

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