WEECKE Fenixヴェポライザー| レビュー

WEECKE Fenix

2018年03月04日ヴェポライザー 電子タバコ

非着香系のナチュラルシャグを美味しく吸えるWEECKE Fenix

熱対流方式(コンベクション式)のヴェポライザーWEECKE Fenixのレビュー記事です。

同メーカーのC-VAPOR2を購入して数ヶ月、色々なシャグを試しつつ十分に満足しているのですが、上位機種のWEECKE Fenixは、更に満足度の高いヴェポライザーでした。

タイトルにもありますが、ナチュラル系のシャグの味の出かたを大変気に入っています。

バージョンアップした最新式FENIX+ヴェポライザー(サイト内のFENIX+レビューページ)

早速吸ってみます

シャグを詰める

説明は後回しにして早速吸ってみます(早く吸いたい^^

用意した刻みタバコは、スタンレー・アップル。
ナチュラルシャグを試す前に まずは、着香系のシャグを吸ってみます。

マウスピースを外してチャンバーに詰める。
上部LED

本体サイドのボタンを素早く5クリックして電源ON
5分後に自動でOFFになります。
(喫煙中にOFFにしたい場合は再度5クリック)

■温度切り替え方法
ON状態でボタンを2クリックする度に設定温度が切り替わります。
    設定温度は本体上部のLEDで確認できます。
  • 緑 170℃(338F)
  • 青 180℃(356F)
  • 紫 190℃(374F)
  • 赤 210℃(410F)
設定した温度に達するまで(大よそ数十秒)LEDが点滅し、点灯したら吸い始めます。

C-VAPOR2と比較してドローが軽く吸いやすいです。

「あ〜コレは美味い!タバコ葉の味がしっかりと出てキックも十分にある」

このシャグは、アップルの香料がブレンドされているのですが、タバコ葉の味と香料の両方が、立ち上がり直後から堪能できます(詳細は後述)
WEECKE Fenix底部 喫煙中(電源ON時)は、本体底面のLEDで電池残量を確認できます。
・緑 100-60%
・黄 60-20%
・赤 20-0%
フェニックス吸殻

1回目(5分)が終了しても味が十分に残っていたのでシャグを取り換えずに2セッション(10分)吸ってみました。

吸殻は、ベビースターラーメン丸のように綺麗に固まっています。
逆さまにすると「ポロっ」と落とせます。コレは、掃除も楽チンですね。

コンベクション式なので加熱ムラもなく、吸殻の外と中の色合い(ロースト具合)は、おんなじでした。

「C-VAPOR2も評判の良いヴェポですが、熱対流方式のFenixだと同じシャグでも、こんなに味が濃く出るんだ〜」
レビューはまだまだ続きますが、この時点で「お気に入りの常用ヴェポライザー」確定です^^

WEECKE Fenixの構造

WEECKE Fenix本体

電池容量は、2200mAh。利用する温度によりますが満充電で大よそ10回(1回5分)吸えます。

吸い口は、回転式です。
吸い口回転

吸う時は、この向きで。

平たい楕円形のような吸い口には、スリットが入っており、ミストが熱い時は、外気と一緒に吸い込むことができて、良く考えられた造り込みです。
ボタン

本体サイドの操作ボタン。

ON時に3秒長押しすると喫味の強弱を選択できます。
・ゆっくり点滅=ソフトモード
・早く点滅=エハンスドモード

設定温度のそのままで喫味を少し強めにしたい→エハンスドモード
逆に少し弱めにしたい→ソフトモード

山田の場合は、常時ソフトモードで利用しています。
充電端子 本体底面
エアフロー・充電用micro-USB・電池残量を示すLED
チャンバー

チャンバーは、スチール製で(たぶんアルミorステンレス)サイズは、大よそ直径13mm×深さ13mmでした。

チャンバーが太く、そして深すぎず、入り口もすり鉢状になっていて葉の出し入れが簡単です。

付属品の中にピンセットが入っていましたが、素手で容易に出し入れができます。
重さ 重さは、約135グラム。Yシャツの胸ポケットに入れるには少し重いかな。
マウスピース脱着 本体とマウスピースは、マグネットで取付されています。
簡単に脱着できて、自然と外れてしまうこともない、ちょうど良い磁力です。
スクリーン外す

葉が口に入ってこない仕組みとしてマウスピース側にメッシュが装着されています。
この網は、青のリングを外すことで簡単に脱着可能です。

そしてココにそこそこの空間があって、このスペースでアッチチのミストを冷ましているようです。

同じ加熱式タバコのアイコス・ヒートスティックは、フィルター内のフィルムが溶けることで熱を吸収しています。

グローのネオスティックは、距離を稼ぐことで(フィルターを長くすることで)ミストを冷ましていますが、ヴェポライザーや加熱式タバコは、どのようなギミックでミストを冷ますか?が大切だったりします。

WEECKE Fenixのこの構造は、とても良くできていて、立ち上がり時のアッチチミストを適温に下げてくれます。

冷えたミストが、ここで結露している場合があるので、たまにスクリーンを外してティッシュで掃除してあげると良いですかね。
内容物

内容物は、こんな感じです。

・本体
・ピンセット
・鉄製の耳かきのようなツール
・お掃除ブラシ
・予備のスクリーン
・予備の青リング
・ワックス用のバケット
・充電用ケーブル(線が太くて良さげです
・英文マニュアル

USBアダプターで充電

2アンペア

「5V/1A以下で充電すること」と記載がありましたが、試しに2A対応アダプターで充電したら、1.3A流れてしまいました。

短いケーブルを利用すると1.4A流れることもあり、ハイレート充電を保証していないWEECKE Fenixを充電する際には、1A未満のUSBアダプターを用意する必要があります。
1アンペア

1Aのアダプターを引っ張りだしてきました。
Fenixのためだけに、このアダプターを利用するのは、ちょっと面倒かなぁ。

今度、100均に行ったら芯の細い巻き取り式USBケーブルを試してみます。

オプションの510変換アダプター

純正吸い口

純正の吸い口は、簡単に取り外しできます。

吸い口は、折れたりすることもある消耗品なので交換可能な造り&単品販売されているのは、嬉しいですね。
510変換アダプター

こちらは、オプションのWEECKE FENIX専用510変換アダプターです。

これを購入すると好きな510ドリップチップを利用できます。
(あまり長いドリチはNGです)
C-VAPOR2 C-VAPOR2のドチップチップを装着
巻正

C-VAPOR2のドリチは、手巻きタバコ用のフィルターを差し込めるので便利です。

写真は、巻正の無漂白木繊維フィルター(8パイ)です
ティッシュのような紙が詰まっているフィルターで、通常のコットンフィルターと異なり、ヴェポで利用しても溶けないので気に入っています。

喫味は、それなりに落ちますので、強いシャグを吸って むせる時だけ利用しています。
プルームテック コレは、プルームテック用のドリチです。
egoAIO

結局、eGo AIO付属のドリップチップで落ち着く。

色々試してみたけど、結局は、いつものドリチが一番でした^^
どちらにしても、好きなドリチを利用できるのは、嬉しいですね。

チェ・シルバーを吸ってみる

チェ・シルバー

いつものドリップチップでチェ・シルバーを吸ってみます。

チェ・シャグ赤が売切れだったので、たまたま購入したシルバー(赤のライト版)ですが、これが中々どうして美味いんですよ。

赤よりは軽く、赤が紙巻の8ミリだとしたらシルバーは5ミリぐらいかな。
そんな軽いシャグですが、適度な湿りっ気と程よい酸味を気に入っています。

以前より、Fenixを買ったら一番に吸いたいシャグ!でありました。で、その味は…

酸味は、火をつけて吸った時と同じぐらい、キック感もそこそこあって満足できるレベル。
C-VAPOR2で吸った時に感じた鰹節味は、ほとんど無い!

これは美味い!赤も吸ってみた〜い!

個人的な感想ですが、
アイコスを吸っている時よりも、喫味(ニコチン・キック)が強く、独特なポッポコーン臭も無く、こっちの方が全然好きです。
デジタル計り

デジタルはかりの上に本体を載せて0調整後にシャグを詰めたら0.43グラムでした。

目一杯 固めて詰めれば、もう少し入れることが出来そうですが、詰め過ぎると喫味が強すぎてむせてしまうので、こんなもんでしょうか。

ちなみにチェシリーズは、25グラム入りで550円です。
1回0.5グラム詰めても50回吸える計算です。美味いのに安っ!


チャンバーで直接加熱するC-VAPOR2の場合だと、赤だろうかシルバーだろうが「非着香系のシャグは似たような味」と、感じていました。

また味の出かたとして、最初に香料→終盤にタバコ葉の味&鰹節味&焦げ味(別記事でグラフで説明

その時の「鰹節味&焦げ味」が苦手で、香料だけ楽しむ吸い方→着香系シャグばかりを好んで吸っていましたが、
WEECKE Fenixの場合は、立ち上がり時より、タバコ葉の味や酸味、塩っ気が濃厚に出てくるので「これは、加熱式タバコ界のチョットした革命だなぁ」と喜んでいます。

美味しい煙草をありがとう。革命家ケバラさん。

コルツ・グリーンティーを吸ってみる

グリーンティー

続けてMYフェイバリット・シャグ コルツ・グリーンティーを吸ってみます。

Fenixで吸うと香料とタバコ葉の味が、立ち上がり時から同時にやってきます。

好みの問題もあるかと思うのですが、香料の味の出かたは、C-VAPOR2の方が上かなぁ。
喫味(たばこ感や葉本来の味)は、フェニックスの方が上ですね、そして味が出るまでの時間のが早いです。

同じメーカーの商品でも、こんなにも性格が異なるとは、思っていませんでした。

尚、フェニックスでは、グリセリンを足さなくてもタバコ葉の味を十分に堪能できるのでグリセリン・リキッドの類は利用していません。
またリキッド等の利用は、保証対象外となるようですので使用の際には自己責任で。

個人的には、せっかく「葉の味」を愉しめるのにグリセリンやリキッドを足してVAPEっぽい味にしてしまうのは、もったいないかな…リキッドは電子タバコで吸った方が美味しいし…と思います。


山田の場合は、
・着香系は香料の味の出かたが良いC-VAPOR2で
・非着香シャグはFENIXで
・リキッドは、電子タバコで
そんな使い訳となりそうです。

もう少し使い込んだら、C-VAPOR2とFENIX比較記事なども書いていこうと思います。

関連記事
WEECKE C-VAPOR 2PLUS|ヴェポライザー・使い方など詳細レビュー
ヴェポライザーC-VAPOR2+でシャグを美味しく吸う(詰め方や量・シャグのレビューなど)

商品リンク
(正規輸入品) WEECKE Fenixスターターキット
WEECKE FENIX(フェニックス) 専用510変換アダプター

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2018年03月04日
ヴェポライザー 電子タバコ

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