OGKフリーキャリーシステムでリアボックスをワンタッチ着脱
GIVIのモノロックケースのように着脱可能なトップケースを着けたい
写真は、お気に入りのメイホウ・カスタムセブンです。 軽いのに頑丈で開口部も広く気に入っています。
今までは、このリアボックスをキャリアにボルト固定していたのですが、如何せんカッコ悪い。 箱は、便利だけど外して走りたい日もある そんな訳でワンタッチ着脱化にチャレンジしてみました。
カスタムセブンに限らず、アイリスのコンテナ(通称ホムセン箱)やリンゴ箱をバイクに着ける際の参考にしていただけたら、と思います。購入した物(ダックスとシャリーで2台分)
購入したのは、オージーケー技研のフリーキャリーシステム(自転車用)です。 バイク乗りさんの場合、グループ会社のオージーケーカブトの方が馴染みがあるかな。
自転車の荷台にカゴや、ジュニアシートを取り付ける為のシステムなんだけど、ベース台とアダプターの造りがしっかりとしていて頑丈です。
OGKのHPでジュニアシートの仕様を確認したところ「適用体重/体重21kg以下」とあり、これなら十分に使えそうですね。 (寧ろキャリアの最大積載重量の方が低いと思います)
山田は、ダックスとシャリーに取付け でしたので用意したのは、2セット分です。 構成や価格がチョットややこしいので、まずは下のリンク(Amazonの商品ページ)を見ていただけたらと思います。
FCアダプター:箱(リアボックスやトップケース、ホムセン箱など)の底にネジ止めするパーツ FCベース台:キャリアに取り付ける部品
バラバラで揃えるよりも一番下のリンク(フルセット+バスケット)の方が、何故か安かったです。FCベース台をキャリアに取付
まずは、FCベース台とFCアダプターのそれぞれの位置確認をしました。 写真は12V角目シャリーにFCベース台を取付けたところ。
ベース台と付属ステーを使ってキャリアにサンドイッチして取付けます。
ステーは、前と後ろの2箇所(合計で4本)です。 コの字型で合成が高くキャリアにガッチリと噛みます。 取付ステーが鉄製だと錆びるんですよね、コレはステンレス製だったので安心です。ステーにはネジが切ってありますので、左右前後で仮止めしたら均等に締めこんでいき、ステーをバネのようにしならせて(たわませて)テンションを掛けました。
固定用の6mmボルトは、それぞれ2本。 手持ちのネジが余っていたので「これでもか!」と言うほどボルトを多用してありますが、こんなに必要ありません^^ダックスは、車体色にあわせてブラックのベース台を購入しました。(シャリー用はグレー)
このダックスのキャリアは古くてボロボロ→ロウ付け補修だらけなので、ステー間にカラーを入れて、これ以上キャリアが歪まないように保護しました。
使ったカラーは、水道用の塩ビ管の輪切りです。次はリアボックスにFCアダプターを取り付け
取付けネジは4本です。ケースの底に4箇所穴あけをします。 (写真のフェルトシールは気にしないで下さい。玄関床を傷だらけにして怒られたので傷防止テープです)
カスタムセブンの場合、ちょうど底面内部の補強(リブ?縦横の線)と重なってしまった為、穴あけ後にカッターでリブを削りましたが、底面がフラットなケースでしたら、穴あけだけでオッケーです。アダプター側にナットが入っていますので、底面内側から付属のネジを絞め込むだけで簡単に取付できます。
付属のベルトを脱落防止用に適当な場所に取付。 山田の場合はベルトは使用せず、箱の内側に大きめのワッシャーを挟んでボルトにはネジロックを塗布しました。安全第一で
これで作業は完了です。 穴あけ作業も含めて2台で1時間程度でした。 部品品質が良くて、各部の寸法や、ネジ切り精度がきちんとしているので作業がサクサク進みました。
4箇所の突起(写真のフェルトが貼ってある部分)がFCベース台と噛み合うロック機構の部分です。
シャリー用のリアカゴは、バスケット付きのフルセットを購入しましたので、最初からバスケット底にFCアダプターが着いた状態で梱包されていますので、上記の作業は不要でした。ダックスに装着
シャリーの方は、シャリーらしく
シャリーらしくカゴカバーを被せてみました。
ちょっと素敵かも; 利用したカバー 川住製作所 モダンアートシリーズ 後カゴカバー 2段式 ジッパーが二重になっていて満載時は、ポップアップするみたいですが、そこまでの量の買物をしたことないので、常に1段目で利用しています。別アングル
お母さんのバイク? ネギが似合いそう。シャリーにカスタム7
カスタム7に交換。 こっちならお父さんのバイクっぽい
その日の気分で「今日はトップケース」「明日はバスケット」のような利用方法も。
でも、ダックスに花柄バスケットは、やめておきました。 ホワイトダックスなら似合いそうですが^-^取付けも取り外しもレバーを操作するだけ
ロック状態
ナンバープレートのキャラは「よしさだ君」です。 地元民でも、このキャラは知りませんでした。解除(アンロック)はレバーを後方に引っ張る
赤いマークが見えている時はアンロック状態です。 レバーがアンロックになっている時は、FCアダプター(カゴ)がフリーになります。いつでもチェンジできるようにバイク置き場に棚を作りました。
この勢いに乗ってリンゴ木箱もフリーキャリー化してみたい。実際に使ってみて
安定感は、直付けと比較しても問題なし。
カスタムセブンもOGKのバスケットも、大した最大積載重量はないと思うので、2リットルのジュースなら4本程度をリミッターとして利用しています。
8キロ積んで加減速すると、さすがにプラスチック製のバスケット本体はたわみますが、アダプターとFCベースは、全然ビクともしません。
ただダックスもシャリーも、カブと違ってキャリア自体が貧弱なので積み過ぎ注意です。
ちなみに似たようなサイズでバイク用のGIVI・E370シリーズの最大積載重量は3kgとありました。 E370の本体は、3kg強なので、合計で6kg強ってところですかね。
OGKフリーキャリーシステムが頑丈でも「キャリアがボキっ」とならないように6キロぐらいでやめておいた方がよさそうですね。購入した商品
単品で揃える場合は、(1)と(2)で一台分です。
(3)フルセット+バスケット
(3)は、(1)と(2)がセットになっていて更にバスケット付きです。 セット品でも、バスケットのネジを緩めるだけでFCアダプターとバスケットを分離できて、単品購入したFCアダプターと仕様の違いはありませんでした。 のちに違う箱を着けたい、バスケットは部屋で使う、そんな場合はセット品がオトクです。リアに箱・便利
山田が考える、リアに箱を着ける一番のデメリットは「カッコ悪くなる(カブは除く)」です。 せっかくのDAXがこんな絵図らに^-^
ですが、一度リア箱ライフを経験すると便利でヤミツキになるんですよね。 乗らない時はヘルメットや手袋を箱に入れておく(昨今はマスクも) だから乗りたい!と思ったらすぐに出かけられる。
便利さとカッコ悪さのトレードになるのかな。 キャリアに直着けせずOGKフリーキャリーシステムを挟んだことで「今日は走るだけだから箱は外して出発」のようにカッコ悪さが軽減されました(笑
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