サンバーのH8フォグをLEDバルブに交換

H11 LED

2017年10月31日サンバー LEDバルブ 整備

小型のファンレスLEDバルブ

サンバーの車検が近くなり、自分でできる日常点検をしていたらフォグランプ用のバルブが切れていたので新しいLEDバルブに買い替えました。

最終型サンバーのフォグランプは、35WのH8ハロゲンバルブ仕様なのですが、マイナーバルブゆえに量販店でも取り扱いが少ないです。
あっても高かったり、ヤングな青白いバルブだったりして、購入をためらってしまいます。

ヘッドライト用として昨年末にネットで購入した格安のH4 LEDバルブが調子が良く、大変気に入っているので今回もまたAmazonで格安品を買ってみました。

(旧製品の記事はこちら)

NOVSIGHT LEDフォグランプ

NOVSIGHT H11LED

購入したバルブ(amazon)

NOVSIGHT H11LEDフォグランプ 2個セット1年保証

ソケット: H11・H8・H9
片面3チップ×2面:1バルブ合計で6チップ(CSP LED)
明るさ:1200ルーメン/1バルブ
色温度:5200K〜5500K
防水規格:IP67
定格電圧:10-30ボルト
消費電力:12ワット(h8ハロゲンの約1/3)

購入時の価格は2280円でした。

H11・H8・H9兼用の台座

H8の爪

H11とH8の違いは、消費電力とツメの形状です。

H11ハロゲンは55W。H8は35Wです。

H8と比較してH11の爪は、上が大きく、左が小さいです。
つまり、H8のランプにH11のバルブを取り付けるには、上の爪を削る必要があります。

NOVSIGHT H11LEDの爪は、H11・H8・H9兼用で取付できるようになっていてH8(サンバーフォグ)へも無加工で取付できました。
キツくもなく、グラグラするようなこともなくピッタリ取付できました。

購入前は、H8対応有無が分からなかったのですが、届いたパッケージにはしっかり「H11・H9・H8」と印刷されていました。

イモネジ

LED角度調整

イモネジを回すと角度調整ができるのかな?と思って緩めてみましたが、このネジは、パッキンと爪を本体に固定するネジでした。

パッキンと爪部分は、リング式になっていて、接地面も広いのでイモネジを外して接着剤で固定すれば、角度を360°カスタムできます。
このバルブは、最初からちゃんとしているので調整する必要もないですけど。

ファンは付いてなく、後方のヒートシンクで自然冷却する仕組みです。
本体はアルミ製です。物は、小さいですが羽根が多いので伝熱面積は広いです。

片面3チップ合計6チップ

LEDフォグ LEDは、片面3チップ×両面で1バルブ合計6チップ。
丁寧な造り込みです。
パッキンも柔らかく、形状もしっかりしています。
ヘッドライトと違って路面に近いフォグライト裏側は、雨水に濡れる機会も多いのでパッキンは、大切な部分です。

消費電力はスペック通りの12ワット

LEDフォグ電流

テスターによる実測の結果、2バルブともに1.01A〜1.02Aでした。
12ボルト計算でぴったり12ワット。

バッテリー直と、15V/2AのACアダプターで試してみましたが、双方ともに電流計の値は、1.00A前後0.02Aを示しました。
ド安定の定電流回路が組込まれているようです。

鉄製のクッキーの箱に入れ軽く蓋をして20分点灯した結果、ヒートシンク部分は「手で触れるけど握れない程度の温度」でした。
やや熱いけど、こんなもんかな。

色温度は、やや低く視認性が良い

LEDフォグバルブ色温度

色温度は、そこそこ低い。(青白くない)

説明には、5200K〜5500ケルビンとありますが、説明通りの色温度です。
青白い光は、雨天時に暗く感じてしまうので、この程度の色温度が好みです。

愛車サンバーのフォグランプは、ガラスが黄色いタイプなので、
黄色いガラスランプに、青白いLEDを入れるとレモンイエローのような色になってしまい「地味物マニア」な山田は、これぐらいが丁度良いです。

サンバーに装着

サンバーLEDフォグ

写真は、黄色いガラスのフォグランプに取付しました。
ハロゲンに近い色合いです。

明るさは H11ハロゲン(55W)よりやや明るく、H8ハロゲン(35W)からの交換ですと「お〜凄く明るい・これはイイ」と言った感想です。

でもHIDよりは、暗いです。
HID>このバルブ>H11ハロゲン>H8ハロゲン

ちなみにハロゲンの明るさは
・H11 1100ルーメン
・H8 800ルーメン
程度と言われています。

試しに手持ちのH11ハロゲン(55W)のツメを加工した物を取付けて比較したら、似たような明るさで、ややこのバルブの方が明るかったです。

このバルブは、公称値(1200ルーメン)ですので、スペック通りの明るさを感じました。

後方スペースが許される車種でしたら、このバルブ以上に明るいLEDも多数あるかと思いますので、このバルブの良さは「安くて・軽くて・小さくて・ハロゲンよりそこそこ明るくて・青白くない・12Wでバッテリーに優しい」ところにあると思います。

寸法や構造

LEDフォグH8

前方を直接照らさない、ハロゲンバルブと同じ構造です。
灯体内のリフレクターへバランスよく照射されて、変なグレアもなく純正ハロゲンとほぼ同一の照射パターンです。

チップLEDてんこ盛りのバルブだと、直接光が前方に照射してしまいますが、このバルブは、ハロゲンバルブと同じ照射パターンなので迷惑光は、控えられています。

フィン面積が広く軽い

他のH8バルブ

写真は、以前に利用していたH8タイプLEDバルブです。

フレームに固定されたヘッドライトとは異なり、樹脂製のバンパーに固定されいるフォグランプだと、どうしても振動を拾ってしまいます。

ヘッドライトH4 LEDバルブと同時期に交換した以前のH8LEDバルブは、約10ヶ月で不点灯となってしまいました。

今回購入したバルブは、小型で軽いので振動にもそこそこ強い と期待しています。

コンパクトなのでスペースがシビアな車両でも

運転席側

【運転席側】
愛車(サンバー)のフォグランプは、後方スペースがシビアなのですが、問題なく取付けできました。

フォグランプのソケット真上にフレームがあり、僅か数ミリ程度しかクリアランスがありません。
助手席側

【助手席側】
左側は更にシビアです。
上にフレーム・左にダクト・真下にメンバーがあります。
もしLEDバルブの後方があと3mm長かったらアウトでした。

純正ハロゲンを外す際に、狭くてカプラーの「ポッチ」が押せず手間取りましたが、取付作業は、1分で終わりました。
取り外し5分・取付1分。
フォグランプ

グラグラするようなこともなくしっかりと取付できました。
きちんと寸法が出ているバルブです。

本体が赤くなければ、地味で更に良かったんですけど^^

一体型でコンパクト

H11LEDフォグ

ドライブ回路が内蔵されていて(一体型)でコンパクト。サンバーのようなスペースがシビアな車でも簡単に取付できました。

本当は、H4ヘッドライトで調子の良かったナイトアイ製のH8が欲しかったのですが、フレームに干渉してしまうので、小型で明るいLEDバルブを探した次第です。

新しい商品でしたので情報が少なく購入前は、大丈夫かな?と不安もありましたが、取付後は大満足しています。

「安くて・軽くて・小さくて・ハロゲンよりそこそこ明るくて・青白くない・12Wでバッテリーに優しい」

ハロゲンバルブと同じ光源位置で(照射パターン無視のLEDてんこ盛りバルブじゃなくて)
明るくて小さくて安い、サンバーに限らず、バルブ後方スペースがシビアな車種にもおすすめです。

価格的には、ファッションバルブ(LEDてんこ盛りバルブ)と同等かそれ以下の商品ですが、安定の1Aドライブで明るさ重視のバルブです。

フォグバルブの交換は、車の下に潜る作業でしたので腰と首が痛いです、長持ちしてくれると更に嬉しいです。

商品ページ(amazon)
NOVSIGHT H11 LEDフォグランプ 2個セット1年保証

サンバーTV1【車両情報】
最終型のTV1 サンバーディアスワゴンです。

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サンバーのH8フォグをLEDバルブに交換
https://ezhp.jp/diy/1483932080.html

2017年10月31日
サンバー LEDバルブ 整備

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