OGKフリーキャリーシステムでリアボックスをワンタッチ着脱

OGK技研フリーキャリーシステム

2021年05月26日バイク 整備 ダックス・シャリー

GIVIのモノロックケースのように着脱可能なトップケースを着けたい

明邦・カスタムセブン

写真は、お気に入りのメイホウ・カスタムセブンです。
軽いのに頑丈で開口部も広く気に入っています。

今までは、このリアボックスをキャリアにボルト固定していたのですが、如何せんカッコ悪い。
箱は、便利だけど外して走りたい日もある そんな訳でワンタッチ着脱化にチャレンジしてみました。

カスタムセブンに限らず、アイリスのコンテナ(通称ホムセン箱)やリンゴ箱をバイクに着ける際の参考にしていただけたら、と思います。

購入した物(ダックスとシャリーで2台分)

OGKフリーキャリーシステム

購入したのは、オージーケー技研のフリーキャリーシステム(自転車用)です。
バイク乗りさんの場合、グループ会社のオージーケーカブトの方が馴染みがあるかな。

自転車の荷台にカゴや、ジュニアシートを取り付ける為のシステムなんだけど、ベース台とアダプターの造りがしっかりとしていて頑丈です。

OGKのHPでジュニアシートの仕様を確認したところ「適用体重/体重21kg以下」とあり、これなら十分に使えそうですね。
(寧ろキャリアの最大積載重量の方が低いと思います)

山田は、ダックスとシャリーに取付け でしたので用意したのは、2セット分です。
構成や価格がチョットややこしいので、まずは下のリンク(Amazonの商品ページ)を見ていただけたらと思います。

FCアダプター:箱(リアボックスやトップケース、ホムセン箱など)の底にネジ止めするパーツ
FCベース台:キャリアに取り付ける部品

バラバラで揃えるよりも一番下のリンク(フルセット+バスケット)の方が、何故か安かったです。

FCベース台をキャリアに取付

FCベース台

まずは、FCベース台とFCアダプターのそれぞれの位置確認をしました。
写真は12V角目シャリーにFCベース台を取付けたところ。

ベース台と付属ステーを使ってキャリアにサンドイッチして取付けます。

ステーは、前と後ろの2箇所(合計で4本)です。
コの字型で合成が高くキャリアにガッチリと噛みます。
取付ステーが鉄製だと錆びるんですよね、コレはステンレス製だったので安心です。
キャリアにサンドイッチ

ステーにはネジが切ってありますので、左右前後で仮止めしたら均等に締めこんでいき、ステーをバネのようにしならせて(たわませて)テンションを掛けました。

固定用の6mmボルトは、それぞれ2本。
手持ちのネジが余っていたので「これでもか!」と言うほどボルトを多用してありますが、こんなに必要ありません^^
ブラックのFCアダプター

ダックスは、車体色にあわせてブラックのベース台を購入しました。(シャリー用はグレー)

このダックスのキャリアは古くてボロボロ→ロウ付け補修だらけなので、ステー間にカラーを入れて、これ以上キャリアが歪まないように保護しました。

使ったカラーは、水道用の塩ビ管の輪切りです。

次はリアボックスにFCアダプターを取り付け

FCアダプター

取付けネジは4本です。ケースの底に4箇所穴あけをします。
(写真のフェルトシールは気にしないで下さい。玄関床を傷だらけにして怒られたので傷防止テープです)

カスタムセブンの場合、ちょうど底面内部の補強(リブ?縦横の線)と重なってしまった為、穴あけ後にカッターでリブを削りましたが、底面がフラットなケースでしたら、穴あけだけでオッケーです。
ネジ部拡大

アダプター側にナットが入っていますので、底面内側から付属のネジを絞め込むだけで簡単に取付できます。

付属のベルトを脱落防止用に適当な場所に取付。
山田の場合はベルトは使用せず、箱の内側に大きめのワッシャーを挟んでボルトにはネジロックを塗布しました。安全第一で

これで作業は完了です。
穴あけ作業も含めて2台で1時間程度でした。
部品品質が良くて、各部の寸法や、ネジ切り精度がきちんとしているので作業がサクサク進みました。

4箇所の突起(写真のフェルトが貼ってある部分)がFCベース台と噛み合うロック機構の部分です。

シャリー用のリアカゴは、バスケット付きのフルセットを購入しましたので、最初からバスケット底にFCアダプターが着いた状態で梱包されていますので、上記の作業は不要でした。

ダックスに装着

ダックスにリアボックス うぅ〜ん、DAXに箱、カッコ悪い^^
ダックスにサイドケースとリアボックス アメリカンダックスは、サイドケースがオプション設定されていたんですよね。
これで積載量バッチリです。

シャリーの方は、シャリーらしく

川住製作所 モダンアートシリーズ

シャリーらしくカゴカバーを被せてみました。

ちょっと素敵かも;
利用したカバー 川住製作所 モダンアートシリーズ 後カゴカバー 2段式
ジッパーが二重になっていて満載時は、ポップアップするみたいですが、そこまでの量の買物をしたことないので、常に1段目で利用しています。
後カゴカバー 2段式 セットで購入したバスケットとサイズもピッタリでした。
シャリーに後ろカゴ 紫シャリーに良く似合う?
CF50Pのデカールは、ヤクルトミルミルような水玉デザインが好き。
このステッカーを残したく全塗時は苦労しました。
シャリーにバスケット

別アングル

お母さんのバイク?
ネギが似合いそう。

シャリーにカスタム7

カスタム7に交換。
こっちならお父さんのバイクっぽい

その日の気分で「今日はトップケース」「明日はバスケット」のような利用方法も。

でも、ダックスに花柄バスケットは、やめておきました。
ホワイトダックスなら似合いそうですが^-^

取付けも取り外しもレバーを操作するだけ

OGKフリーキャリーシステム

ロック状態

ナンバープレートのキャラは「よしさだ君」です。
地元民でも、このキャラは知りませんでした。
OGKフリーキャリーシステム

解除(アンロック)はレバーを後方に引っ張る

赤いマークが見えている時はアンロック状態です。
レバーがアンロックになっている時は、FCアダプター(カゴ)がフリーになります。
棚を設置

いつでもチェンジできるようにバイク置き場に棚を作りました。

この勢いに乗ってリンゴ木箱もフリーキャリー化してみたい。

実際に使ってみて

安定感は、直付けと比較しても問題なし。

カスタムセブンもOGKのバスケットも、大した最大積載重量はないと思うので、2リットルのジュースなら4本程度をリミッターとして利用しています。

8キロ積んで加減速すると、さすがにプラスチック製のバスケット本体はたわみますが、アダプターとFCベースは、全然ビクともしません。

ただダックスもシャリーも、カブと違ってキャリア自体が貧弱なので積み過ぎ注意です。

ちなみに似たようなサイズでバイク用のGIVI・E370シリーズの最大積載重量は3kgとありました。
E370の本体は、3kg強なので、合計で6kg強ってところですかね。

OGKフリーキャリーシステムが頑丈でも「キャリアがボキっ」とならないように6キロぐらいでやめておいた方がよさそうですね。

購入した商品

(1)FCアダプター(箱側に取り付けて使用)

(2)FCベース台(キャリア側に取り付けて使用)

単品で揃える場合は、(1)と(2)で一台分です。

(3)フルセット+バスケット

(3)は、(1)と(2)がセットになっていて更にバスケット付きです。
セット品でも、バスケットのネジを緩めるだけでFCアダプターとバスケットを分離できて、単品購入したFCアダプターと仕様の違いはありませんでした。
のちに違う箱を着けたい、バスケットは部屋で使う、そんな場合はセット品がオトクです。

リアに箱・便利

ダックスに箱

山田が考える、リアに箱を着ける一番のデメリットは「カッコ悪くなる(カブは除く)」です。
せっかくのDAXがこんな絵図らに^-^

ですが、一度リア箱ライフを経験すると便利でヤミツキになるんですよね。
乗らない時はヘルメットや手袋を箱に入れておく(昨今はマスクも)
だから乗りたい!と思ったらすぐに出かけられる。

便利さとカッコ悪さのトレードになるのかな。
キャリアに直着けせずOGKフリーキャリーシステムを挟んだことで「今日は走るだけだから箱は外して出発」のようにカッコ悪さが軽減されました(笑

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2021年05月26日
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