CuBox AIO【Joyetech】スタータキットの真打ち登場

2017年10月07日 更新AIO Joyetech 電子タバコ

Joyetech・CuBox AIOスタータキット

Joyetechから「CuBox AIO」が発売されましたね。

メーカーのブランディング的には、CuBox(アトマイザーを別途購入するMOD)のシリーズになるのかなーと思いますが、CuBox AIOは、ビルトインアトマイザーやコイルの互換性など、eGo AIO BOXを愛用している我々にとっては、待望の進化版ですよね。

Joyetechの製品は、eGo AIO ペンタイプを2本、eGo AIO BOXを2台、合計4台使い続けていて、個人的は、お気に入りの電子タバコ・メーカーなので期待が高まります。

CuBox AIOの使い方などVAPE初心者さん向け記事はこちら(サイト内の別記事)

サイズやスペック

スペックを比較

CuBox AIO(写真:青) 22.5mm×40.0mm×高さ87mm 2000mAh

eGo AIO BOX(写真:黒) 23mm×43mm×高さ97mm 2100mAh  

タバコの箱(レギュラーサイズ) 23mm×55mm×高さ88mm

旧製品のeGo AIO BOXと比較して、縦0.5mm、横3mm小さくなり、そして高さが10mm(1センチ)も小さくなっています。

通常のタバコの箱(ロングピースでない方)の高さが約88mmですので、それより1mm背が低くなり胸ポケットへも無理なく入れられます。

AIO BOXも背の低いVAPEですが、そこから更に1センチ小さくなったCuBox AIO、外出用に打って付けですね。

ドリップチップを含めて高さ87mmですので、既存のタバコ用ポーチなんかにも無理なく収納できそうです。

全体が小さくなった分、バッテリー容量も2100mAh→2000mAhに減りましたが、寧ろ100mAhだけの減少で済むようにデザインしたところは大いに嬉しいですね。 最大出力は50Wです。

軽さ・重さ

重さは、104.5gでAIO BOXの92gより12グラムアップです(5円硬貨3枚分程度) 機能が増えた割には、重量の増加は少なく、さすが大御所メーカーですね。

キューボックスAIOは、実測で103グラムでした。 eGo AIO BOXは、実測94グラム

iStick Pico(サイト内の別記事へリンク)は、実測185グラムでした。

トップキャップ・ドリップチップ

ドリップチップは、トップキャプと一体です(写真右)

写真中央のエアフローリングの底にコイル、上にトップキャプをネジ式で装着します。

ドリップチップは、緩やかなテーパー形状になっていて先端部分の内径は約6mm/外径は約10mmでした。

ドリップチップとボディーは(青い部分も黒いフレームも)アルミ製です。 全体の放熱性が向上しているのでチェーンスモークしていてもeGo AIOより熱くなりませんでした。

エアフローリングは、取り外し可能です。 写真右のハブのような部品には、楕円状の穴(空気取入れ口)が開いていて、この穴がコイルまで繋がっています。

立体的な作りとなっていて、この部品だけでも高そうです。

エアフローリングには、切込みが入っており、一定以内の回転であればエアフロー調整を行い、切込み以上の回転であれば、ハブに力が伝わりネジを回転させる仕組みになっています。

取説の日本語ページでは、Airflow ringは、気流リングと表記されていました。 ヤムチャの必殺技のようで微笑ましかったです。気流リング拳!

エアフロー

エアフロー調整機構も大幅に変更され、eGo AIOでは蓋を回転させることで全閉→全開の調整機能が備わっていましたが、クリック感や、状態を保持するバネやテンション機能はなく、クルクルと回ってしまい、お世辞にも便利とは言えない物でした。

新しいCuBox AIOでは、回転式リングに8つの小さな穴が開いており、ビジュアルで確認しつつ開度を調整できる機構となっています。

写真の4つの穴が裏側にも施されていてエアホールは、合計8個です。

状態保持力も改善されていて、自然とクルクルと回ってしまうことはありませんが、クリック感(ノッチ)はありません。

全開にするとeGo AIOと同様の軽さになり、全閉にするとかなりドローが重くなります。 eGo AIOのドロー調整は、おまけ的な存在でしたが、CuBox AIOでは、きちんとしたドロー調整機構が備わっています。

付属のProC-BF(0.6Ω)ヘッド

セットに付属のコイルは、ProC-BFヘッド(0.6オーム)、同じものが二つ同梱されています。

写真は、新旧コイルの比較です。 ・左は、eGo AIO用のBFヘッド ・右は、CuBox AIO付属のProC-BFヘッド

・BF 0.6ΩはSS316ステンレスワイヤー ・ProC-BF 0.6Ωはカンタルワイヤー

コイル底面のジュースホールが2倍以上の面積となり、リキッド供給不足への対策をしています。

それ以外にも新コイルでは、ピュアコットンを利用しているようですが、味の違いは感じませんでした。

このコイルには、互換性があって、写真のように ・eGo AIO用にProC-BFヘッド ・CuBox AIOにBFヘッド を取り付けて利用できます。

CuBox AIOで1.0オーム(Cubisのコイル)も利用できました。 旧BFシリーズコイルの在庫がある山田にとって、この互換性は嬉しいですね。

ProC-BFコイルでは、ジュースホールが拡大されたけど相変わらずイガる時はイガるし、旧BFコイルの悪い部分が改善できていないように思えました。

強いてProC-BFの利点を挙げるなら、円筒じゃなくて、多角形になったのでコイル交換時に回し易くて便利だな〜程度でした。

【追記10/7・1ヶ月利用してみて】 ProC-BF0.6Ωを4個利用してみました。最初の1個は、ハズレコイル?だったようでイガる時はイガるしBFと変わらない印象でした。

残りの3個については、まったくイガらずに連続で吸っていてもリキッド供給不足に陥ることはなく快適その物です。 (これまでのBF0.6オームよりイイ!)

ProC-BF0.6Ωを2ダース購入してみたので、10個+キットに付属2個で合計12個を利用し終わったら、結果をまた掲載いたします。

1割程度高いけど、このままノントラブルであれば、eGo AIO BOXの方も、ProC-BF0.6Ωで利用しようと思っています。

リキッドチャージ

アトマイザーの容量は、新旧で変わらず2mlですが、CuBox AIOでは、コイルを外に出さなくてもリキッドをチャージできるようになりました。 これも、嬉しい機能ですね。

トップキャップ(ネジ式)を外すだけで、ドボドボとチャージできます。 ずいぶんとお気楽に利用できるようになりました。

今回の新製品では数々のウイークポイントを改善してきていますね。

電池残量・インジケーター

本体上部には、インジケーターが備わっており電池残量の確認が瞬時に分かりやすくなりました。

旧製品では、アトマイザー内のLEDの点灯パターンで電池残量をお知らせしていましたが、正直言って実用上は、「う〜ん、どうなんだろう」でしたので、インジケーターによる残量確認機能は、大変ありがたいですよね。

このインジケーターは、電源をONにした時(5クリック)と、パフボタンを押して吸っている時に点灯します。

上の写真は、朝日が眩しい窓際で撮影しました。 それにも関わらず、視認性が高く、輝度が高くないので眩しくない。

高級感や所有感なんて、気にしない性格なのですが、このインジケーターは大変気に入りました。

2Aハイスピード充電

大きくグレードアップされた点としてCuBox AIOは、2A充電に対応しています(eGo AIOは最大1A充電)

充電にはパナソニックQE-AP108を利用しました(最大1.8Aの充電器)

実測で1.7A出ています。

バッテリー容量がeGo AIO BOXと比較して2100mAh→2000mAhに減りましたが、充電速度が2倍となり、それを補って余りあるグレードアップです。

上記以外にも新しい機能として「Dual circuit protection」が追加されました。

・一つは、過充電を防止する機能 ・もう一つは、過電流と過放電を防止する機能です。

ショート系の保護回路が働いた場合は、充電することでリセットされるようです。

Power input would be directly shut down due to electric power board and needs charging to reactivate 取説より。山田は英語わかりません。書いたらカッコイイかな〜と思って^^

Joyetech CuBox AIO

肝心の「味」ですが、まんまeGo AIOです^^ エアフローを全閉にできるようになったので、濃淡の調整は効きますがProC-BFヘッドのピュアコットンの恩恵は、わかりませんでした。

供給穴のサイズとコットンが変更になり「イガる」と「ジュルり」を対策されているようですが、その辺もまんまeGo AIOと同じでした。 だったら安いコイル(BFヘッド)で良いかな〜と思ったりします^^

コンパクト化・エアフロー調整機構・コイルを外さずにリキッドチャージ(ドボドボと気軽に)・見やすい電池残量インジケーター・アルミ製の質感

この価格でここまでやるか〜。

日本人としてメイドINジャパンを精一杯応援したいのですが「コレは厳しいな〜」と思ってしまう、質実剛健な造りです。

まだ日本で取り扱っているSHOPは少なく個人輸入(約38ドル)で購入しましたが、1ヶ月待った甲斐がありました。

追記:国内でも販売が開始されました。amazonの商品ページはこちら 個人輸入よりは、500円程度高いけど海外通販のリスクや、届くまで半月以上などを考えると安心して購入できる国内のSHOPがおすすめです。

AIO(ALL IN ONEスターターキット)の名称なのでVAPE入門者を意識した商品なんだと思いますが、玄人のサブ機としても大活躍しそうな1台です。

が、しかし…金欠でリキッドを買う金がなく素のグリセリンを吸っています。味が欲しい^^

サイト内の関連記事(同じ機種を初心者さん向けに解説したページ) CuBox AIOの使い方などVAPE初心者さん向け記事はこちら
■この記事について   CuBox AIO【Joyetech】スタータキットの真打ち登場 https://ezhp.jp/free/1504024507.html

2017年08月30日(2017年10月07日 更新)

AIO Joyetech 電子タバコ

コメント(1)を読む

コメント

2017年09月22日 08:51 赤羽さん 詳しいレポートありがとうございました!私はタバコっぽい吸い込み方をする癖が抜けそうにないので、本機のエアフロー調整どうなんだろう?と不安になってました。ドリップチップが変えられないから、エアフロー調整が効かないとなると吸い込みを重たくする手段が無く困ってしまいますものね。ちゃんと効くようで安心しました。ありがとうございました。早く届かないかなー。待ち遠しいです。あまり待たされるとAmazon当日便の誘惑でついpicoとかeVicとかポチってしまいそうです。

2017年09月22日 17:48 山田です コメントありがとうございます。 エアフローを全閉にすると激重になるので紙巻タバコ以上に重くもできますよ。 当日便の誘惑、あるあるですね。 いち早く欲しくて海外SHOPで購入→発送が遅く国内SHOPでも注文→同日に届く^^ eVicは良いらしいですね、picoは1台持っていて損はないと思いますよ|返信

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