たばこカプセルを再利用して節約・プルームテック
プルームテックを利用し始めて、専用たばこカプセル(1箱460円)が高くつくな〜と感じていました。
以前に吸っていたタバコは、メビウス6ml(1日一箱440円)でしたので同じ満足感を得る為には、1日に5カプセルでは物足りず、7〜10カプセル程度吸っていました。
Ploom TECHでは物足りない・タバコ感が薄い・満足度が低い・結果的に高くつく
そんな風に考えていた時期もあるのですが、プルームテックで吸い終わったタバコカプセルを電子タバコで吸う方法 で、1日1〜2カプセルで満足できるようになりました。
VAPE(機材)を揃えるのに5000円程度かかりますが、1ヶ月のカプセル代を大幅に節約することが出来たので半月で元が取れました。
この記事では、カプセル節約と、タバコ感アップ(物足りなさ解消)を初期費用を抑えて利用する方法を初心者目線でまとめました。利用する電子タバコ・機材選び
VAPEONLY vPenや、Eleaf iCare140を利用して新品のたばこカプセルを吸うと、プルームテックよりミスト量が多く若干タバコ感がアップします。
ミスト量が増えた分、カプセルの寿命が短くなるデメリットがありますが、プルームテックでは物足りない方へは、一つの選択肢だと思います。
プルームテック本体で50パフ吸って味がしなくなったシケカプセルから味を引き出す為には、そこそこのパワーが必要で色々と試した結果、14〜18ワット程度の出力が必要でした。
シケカプセルを再利用する吸い方では、vPenやiCare140では、出力が足らず十分に味を引き出すことは難しいです。
- そして本物のタバコに近い満足感を得る為には、下記の二点が大切です。
- カプセルの底が溶けない程度の適度なパワー
- カプセルがビチョビチョになる前に吸いきるパワー(詳細は後述)
- 上記を満たしているメジャーで安価な電子たばこスターターキットとして
- Joyetech eGo AIO(ペン1500mAh/ボックス2100mAh) 実売2000〜3000円程度
- Aspire PockeX Pocket AIO(1500mAh) 実売3000〜4000円程度
しかしPockeXは、たばこカプセルを差し込んで利用する為の社外品510規格ドリップチップ(吸い口)に交換することが出来ません。
将来的にVAPEを利用予定であれば、本格的なMODとアトマイザーの購入をオススメします。
カプセルの底が溶けない程度のパワー
例えば、eGo AIOに0.6オームの標準コイルをセットして たばこカプセルを吸うと、あっと言う間に底のメッシュが溶解して詰まってしまいます。
(写真はその時のカプセル)
爪楊枝で穴を開けて吸う事もできますが、樹脂が溶けているのでさすがに気が引けます。
ただ味は美味いです。リアルタバコに近いタバコ感とニコチンのクラクラ感、山田もこの吸い方を始めてから紙巻タバコを吸うことがなくなりました。
出力を少し下げる為にeGo AIOに1.0オームのコイルをセット。
コレもまた美味いです。0.6オームコイルの時と比べてミスト温度が下がり、底メッシュが溶けにくくなりました。
さらに出力を下げてeGo AIOに1.5オームのコイルをセット。
連続で15分吸っても底は解けません、但し味については、1.0オームの方が断然に上です。eGo AIO+1.5オームの詳細はこちら
プルームテックで吸うよりはタバコ感が強いですが、1.5オームに関しては、シケカプセルの再利用よりは、vPenやiCare140と同じように新しいカプセルを吸う場合に適していると思います。
色々と試した結果、本家プルームテックで50パフ吸って味がしなくなったシケカプセルを再利用する際には、eGo AIO+1.0Ωコイルがベストでした。
ただし1.0Ωコイルの場合は、連続で吸い続けるとカプセル底が溶けてしまいますので「一服したら10秒待ってまた一服」のゆっくりとした吸い方です。カプセルがビチョビチョになる前に吸いきるパワー
出力が低いプルームテックでも、50パフをオーバーランして吸い続けていると、カプセル内に水分が溜まって吸えなくなることがあります。
このことは、カプセルをVAPE機材で吸っても同じでミスト量が多い分、水分が溜まるのも早いです。
リキッドは、水と比べ蒸発しにくい性質なので1日程度干しただけでは乾燥しません。
カプセルの寿命は「タバコ葉成分がなくなる」or「ビチョビチョになって吸えなくなる」のどちらか早い方だと感じています。
コイル底面を溶かさない出力で・タバコ葉成分を吸いきる
プルームテックで何回吸ったカプセルなのか?にもよりますが、大よそ50パフ利用したカプセルでは、14〜18ワット程度の出力がちょうど良い出力でした。
それ以下ですと味がしなく、20ワットあたりでメッシュが溶けてしまう、吸い込む長さによっても変わりましたが、意外とストライクゾーンが狭いです。
eGo AIOの電圧は、3.7〜4.2V程度と言われています。
eGo AIO+1.0Ωコイルをオームの法則で計算すると
・4.2V×4.2V÷1.0Ω=17.6W
・3.7V×3.7V÷1.0Ω=13.6W
eGo AIO+1.0Ωコイルは、計算上もほどいワットです。
手っ取り早く・安く機材を揃えるには、・eGo AIO本体 2000〜2500円
・1.0Ωコイル 5個入 1000円前後
・カプセルを利用できるドチップチップ 700円程度
・無味のリキッド(VGPG混合液) 800円前後
合計5000円位、プルームテック専用たばこカプセル460円×10個と同金額程度で一式揃えることができます。
写真はeGo AIOボックスです。こんなにコンパクトですが2100mAhの電池容量です(プルームテックは210mAh)
派手派手しくない所がお気に入り。
eGo AIOボックスの詳細レビュー記事はこちら
無味のリキッド(VGPG混合液)
リキッドは、無味のグリセリン・プロピレングリコール混合液を利用しています。
写真は、VAPEでは定番のファンタジーグリセリン&プロピレングリコールです。ファンタジーVG:PG混合液を利用した記事
こちらは、ファンタジーと人気を二分するクサノハ化粧品のVG・PG混合液です。
クサノハVG:PG混合液を利用した記事
味とミストの違いですが、正直言って区別がつきませんでした。
拘りがなければ安い方(量が多い方)で良いかと思います(どちらも大量ですが)
ちなみにJT純正カートリッジ内のリキッドの主成分も、VG・PG混合液です。
比率や、その他添加物の割合や詳細については公開されていませんが、上記のVG:PG混合液で十分に満足しています。
比率については、最初な無難な50:50を利用してミスト量を多くしたければVG比率を上げて、カプセルの味を引き立たせたい際にはPG比率を上げると良いと思います。
但し800円前後で大量に入っているので、次回の購入は、いつになることやら^^
両者ともに「飲むゼリー」のようなパッケージなので、小瓶に小分けして利用しています。残りは、冷蔵庫の野菜室で保管すれば、長期保存も可能です。山田は、コレ1本で半年以上持ちます。
本格的なMODで気楽に吸う
カプセル代が高くついているのであれば、いっそのこと本格的なMODを揃えてしまうのもアリかと思います。
しかし節約がメインの記事なので「こんな方法もありますよ」程度に読んでいただけると幸いです。
写真は、eVic VTC(本体)にCUBIS Pro Mini(アトマイザー)を取付けた物です。コイルは、eGo AIOと同じ物を利用できます。
単品で揃えるより電池も付属されているセット品(amazon)がお得です。人気のカラーでなければ安く購入できます。
定番のiStick Pico+MELO3miniセット(サイト内のレビュー記事)もしっかりとした造りでオススメです。
写真左はeGo AIOボックス・右はiStick PicoとMELO3mini
MELO3も510ドリップチップを利用できます。
この辺は、好みもあると思いますが、eVic VTC・iStick Pico どちらも1台持っていて損はない定番のMODです。
冒頭で「気楽に吸う」と書きましたが、この二つのMOD(電子タバコ本体)では、出力設定と温度管理機能を利用できます。
とくに温度管理機能は、初心者さんへオススメの機能で、リキッド切れを起こしてもコイルが焦げることを防いでくれます(コイル代節約)
ずぼらに・気楽に利用する為にも一役買ってくれるハイテク機能です。
温度管理機能についてご興味がございましたら↓こちら
温度管理は、電子タバコ初心者こそ恩恵が大きい機能
浮いたタバコ代・タバコカプセルを節約して貯めた小遣いでVAPEの機材を揃える。
何だか本末転倒^^な気もするのですが、部屋が臭くならない、換気が悪い場所でも吸える、それでいて従来のタバコと同じような満足感を得ることができる。
50パフ吸ってカプセルを捨てちゃうなんてもったいない!電子タバコの機材を利用すれば、まだまだ美味しく吸えますよ。
関連記事・プルームテックにフィットする510ドリップチップ
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