FiCC Ploomtech互換品バッテリー【50ハブ知らせ機能付き】を使ってみる
2017年09月20日プルームテック
FiCC プルームテック互換バッテリー
前回の記事(プルームテック互換バッテリー4種類のレビュー)に引き続き互換バッテリーの詳細レビューです。
上の記事を書いてから、さらに2種類ほど購入してみたのですが、満足できる品質ではなかったので、車の中で眠っています(予備の予備として)。
そして今回使ってみたのは、山田にとっては7種類目となるFiCC プルームテック互換バッテリーです。
今日も結論から書きますが、実際に7種類使ってみてFiCCは、機能・品質・コスパが現時点で最高レベルです。スペックやサイズ
サイズ(長さ):本家Ploomtechと同サイズ(純正ケースに収納OK)
電池容量:210mAH(本家と同じ)
※実際のランタイムテストの結果など、詳しくは後述。
質感や色:本家と同じです。他互換品のようなロゴマークはなく、無印です←ここ大切
電子タバコの機材(MOD)等で多いのですが、奇をてらった形や、落書きのようなフォントが目立つロゴなど、主張が激しい(派手)な商品が多く山田のようにコソコソと吸いたい人にとっては、見た目が地味な商品が何気に嬉しかったりします。
先端の仕様
先端は、光を透過する樹脂にメッキを施してあります、ひと手間掛かったシックな造りです。
正面のシルバー部分は、光を通さないので中にあるLEDが点灯すると、サイドがリング状に光ります←ここ大切です。
好き嫌いの問題もありますが、互換バッテリーの中には、
・10年前に流行った、携帯アンテナを光らせるアフターパーツのように派手派手しい物
・正面だけ光って、吸っている本人からは見えない物
・質感がちゃっちい物
などが出回っていて、山田は純正チックで・地味で・吸っている本人からは良く見える この造りが好きですね。
吸った時の色:青
電池切れのお知らせ:赤色で10回点滅
50パフお知らせ:赤色で20回点灯
50パフお知らせ中の動画はこちら
カメラをスタンバイして待ち構えながら吸っていたら、数えて51パフ目に点滅し始めました。
録画ボタンを押すのが間に合わず^^最初の5秒は映っていません。
1パフ2秒程度で吸っていましたので、カウンターの精度も中々に良さそうです。
接続部・ネジ山・ドロー
接続部は、Oリングを介した固定式です。
ネジ山も綺麗で、緩すぎずキツ過ぎずジャストフィットです。
互換品の中には、写真中央の丸い部品が、可動式(バネ式)の商品もあります、そのような造りと比べて固定式は、若干硬いですが、ネジとか工作好きな人でないと、気付かないレベルです。
ちなみに山田は、ネジが大好きなので、ホームセンターのネジ売り場は、萌え場です。
ドロー(吸いごたえ)は、スカスカ仕様のJT純正よりちょっぴり重く、他の互換品と同様に程よい吸い応えです。
接続部の吸気口(穴)は、2箇所です。
充電器
充電器は、L字(垂直)タイプです。
横型のストレートタイプの場合、車やノートPCで充電していると長物が邪魔なんで、個人的には、このL字(垂直)タイプが好みです。
充電器の裏側には、INPUT 5V
OUT 4.2V 200mA
とあります。
電流は、実測値で420mA〜350mAを行ったり来たりしていました。
前回の記事(4種類のレビュー)でも書きましたが、バッテリー側にインテリジェンス充電(受電)機能があるようです。
充電器からの出力電圧は、ピッタリ4.2Vでした。公称どおりの電圧です。
空っぽから満充電まで約50分で充電できました。急速充電を謳うだけあって確かに早いです。
充電が早いので2回の電池切れテストが待ち時間なくできました。
こう言った部分は、JT純正プルーテックより優れていると感じますね。
互換バッテリーの出力電圧
写真が暗くてすみません。
ストローで吸って電源をONにしつつ、電圧を計っています(手があと一本欲しい^^
その時の出力電圧ですが
・満充電時で3.12V
・電池切れお知らせ時も3.12V
です。
こちらの方のブログ記事を拝見したところ、本家プルームテックには、出力を制御する機能があるようで、この互換品(FiCC)も同様に、ただ電池の電圧を出力するだけではなく、細かな制御が入っていそうです。
高速でON/OFFを繰り返す出力であれば、このテスターでは、正しく計測できていないので参考程度にして下さい。但し、使用前と後で同じ数値が出てきましたので、きちんと制御して出力を安定化させているのは、間違いなさそうです。
ランタイム・電池切れお知らせが点灯するまでに吸える回数
この結果には、少し驚きました。
純正と同サイズである以上、電池容量は、どんぐりの背比べかと思っていましたが、他の互換品を1・2割上回るランタイムでした。(他バッテリーのテスト結果はこちら)
テストは、50パフお知らせ毎に、たばこカプセルを交換してカプセルを何個吸えるか?の方法でカウントしました。
結果は、6カプセル完走+21パフ(大よそ321パフ)です。
連続でテストしたので正直言って、しんどかったです。当分タバコ吸いたくない^^
※6カプセル目の途中でカードリッジが切れたので(煙が出なくなったので)カードリッジを交換してテストを続行しました。
※1パフは、約2秒吸い込んでテストしました。
チョット成績良すぎじゃない?これは、何かの間違いかも?と思い、満充電してもう1回テストしました。
そして「もしかしたら、40パフぐらいでお知らせして、ちょろまかしているかも?」と意地悪気味に勘繰り、今回はパフ回数をメモしながらテストしました。
【2回目のテスト結果】
1カプセル目:52パフでお知らせ
2カプセル目:53パフでお知らせ
3カプセル目:48パフでお知らせ
4カプセル目:49パフでお知らせ
5カプセル目:53パフでお知らせ
6カプセル目:38パフで電池切れ
2回目の結果は、5カプセル完走+38パフ(合計293パフ)です。
1回目のテストと同様に250パフ以上の結果が出ました。
他の互換品と比較して電圧が控えめなのが(純正に近い電圧なのが)好成績に起因しているかと思います。
他の互換品は、JT純正よりも蒸気が多い物が殆どですが、FiCC互換バッテリーは、この辺もキッチリ再現しています。
それにしても3時間近く吸い続ける作業は、脱タバコに一役買いそうです(笑)。FiCC プルームテック互換バッテリー
本体(バッテリー)と充電器・シリコンマウスピースがセットになっています。アップでマウスピースを撮影
シリコン製でさわり心地が良いです。山田の場合は、本体も裸で持ち歩いているぐらいなので、衛生的にマウスピースが欲しいな〜とは、思わないのですが、マウスピースを装着すると、これがどうして中々の吸い心地です。
またシケモク(しけカプセルを)AIOなどの電子タバコに挿して吸うとリアルタバコ感が200%アップするのですが
その時にマウスピースを装着すると、流速が上がりさらにタバコ感が増します。
そのことは、互換バッテリーでも同じことが言えますので、1個持っていると色々と楽しめるかと思います。
お菓子のグミのような材質ですが、簡単に千切れる物でもありませんので洗って使えば長持ちします。
ケチなので8月に購入したコレと同型のマウスピースをまだ使っています。なのでこのセットに付属のマウスピースは、大切にとっておきます^^まとめ
FiCC Ploomtech互換品バッテリーには、説明書も同梱されています。
JT純正品が入手できず、プルームテック初体験の人が、互換品を使う際には、基本的な使い方が書いてありますので、この説明書きはありがたいかも。
この説明書と、たばこカプセルの箱の説明を読めば、機械音痴の人でも大丈夫でしょう。
先端のしっかりとした造り込み・50パフお知らせ機能・急速充電・説明書・マウスピース同梱などなど、個人的には、現時点でコスパ最高レベルな商品で尚且つ品質も◎です。
どんなに良い物でも結局のところは、価格なんでしょうけど。
この記事を書いている現在、50パフお知らせ機能が付いているまともな商品の中では、1・2位を争う安さで販売されていますので、この品質でこの値段でしたら迷わず「買い!」です。
そして、前回の記事(プルームテック互換バッテリー4種類のレビュー)を読んで頂いた方は、既にお気づきかも?です。
そう この商品は、Ocean-C P3とソックリなんですよ。
違いは、価格(FiCCの方が低価格)と、ロゴマークと18ヶ月保証が無いこと。
取り扱っているストアが同じなので、Ocean-C P3の無印版なのかな?と勘繰りを入れています。
Ocean-C P3も優等生なバッテリーです。
でも山田の場合、この商品(FiCC プルームテック互換バッテリー)のような優等生よりも、ゲテ物や改造前提など、純正とは異なるジャンキーな物が好きだったりします。
それは、山田がJT純正と同じ機能を求めていないからで、
プルームテック初体験の友人より「どれがお勧め?」と聞かれたら間違いなく、この商品を勧めます。
FiCCは、初めての人や、純正Ploomtechと同スペックの物を探している人へお勧めの互換バッテリーです。
・プルームテック互換品に「振動でお知らせ機能」の新製品登場【←オススメ】
・プルームテック互換バッテリー4種類のレビュー(サイト内の別記事)
・Ocean-C Ploomtech互換バッテリーとメンソールフレーバー互換カートリッジ(サイト内の別記事)
2017年09月20日
プルームテック