構造化データをマークアップをしてもリッチスニペットが表示されない場合
Googleやヤフー検索では、構造化データをマークアップすることでレシピやイベント、レビューなどの情報がリッチスニペットとして検索結果に表示されます。
が、しかしきちんとマークアップしているけど検索結果にリッチスニペットが表示されない。 該当ページは、検索結果に表示されるけどリッチスニペットは表示されない。
管理する幾つかのサイトでそんな経験をしました、今日の記事では、その時の詳細を書きます。
尚「表示されない」について、技術的な問題は全てクリアーしている前提です。 Googleの構造化データテストツールできちんと認識されているけど、検索結果には、表示されない場合のお話です。リッチスニペットが表示されないパターン1
・キーワード検索で該当ページを表示させても検索結果には、リッチスニペットが表示されない(検索結果には出る)
・site:コマンドを実行するとリッチスニペットが表示される
・サイト内の他のページは、リッチスニペットが表示される
このパターンは多いですね、ある日、該当ページのリッチスニペットが表示されるが翌日は表示されない、そんな不安定な状態です。
Googleのリッチスニペット表示条件の一つに「クエリとの関連性」があります。 経験則としてもやはり、検索クエリとそのページの関連性が低いときにこの症状になることが多い気がします。
クエリとの関連性=検索順位とつながる部分もあり、暫くの期間安定してリッチスニペットが表示されていたページが順位下降と同時に
・検索順位低下(具体的には、8位→15位) ・リッチスニペットが非表示になる
となったこともあります。
こうなった場合は、構造化データ云々の問題ではなく、そのページの検索ワードに対する最適化が不足していると考えられます。
私の管理するサイトでは、このパターンに陥った際には、 サイト内で該当ページへの内部リンクの見直しや、そのページのコンテンツボリュームを見直すことで、安定してリッチスニペットが表示されるようになりました。リッチスニペットが表示されないパターン2
・サイト内で構造化データをマークアップした全ページが検索結果にリッチスニペットが表示されない
・site:コマンドを実行してもリッチスニペットが表示されない
サイトを公開して間もない時に良くこのような経験をしました。
構造化データテストツールできちんと認識されていてこの状態の場合は、暫く待つしかありません。
いつまで?
サイトのクオリティが一定以上となった、とGoogleに評価されるまでです。
構造化データをマークアップしていないけど数年以上、運営実績があるサイト(既に多くのページがインデックスされているサイト)では、 構造化データをマークアップ → サーチコンソールよりサイトマップ送信 → 数時間〜数日で検索結果にリッチスニペットが表示されることが多いです。
掲載されるまでの期間は、そのサイトのクローラー訪問頻度によりますが、更新したページが再クロールされれば、ほぼ100%リッチスニペットが表示されました。
もしこの時にリッチスニペットが表示されない場合、サイトが何らかの問題を抱えている可能性があります。 この場合も、リッチスニペット云々の前にサイトが抱えている問題を見つけ出して対処する必要があります。
・重複コンテンツは無いですか? (パラメータの処理とcanonicalタグの設定はきちんとできていまか?)
・site:コマンドで表示されるページは、キャッシュ表示されますか?
・サイト内に極端に「低品質なページ扱い」を受けているページはありませんか? (コンテンツボリュームが少ないページでは、noindexタグを記述していますか?)
などなど、基本的な部分の問題を抱えている場合が多いです。パターン2のサイトが表示された経験
何をやってもリッチスニペットが表示されない、3ヶ月待っても表示されない。 管理するサイトにそんなホームページがありました。
・サイト内のページ数は、大よそ200ページ ・1ページの文字数は、約1000〜4000文字程度 ・インデックスされたページも約200ページ ・ドメインエイジは、3ヶ月
大よそペナルティーを受けているとは、思い難い手堅く製作したコンテンツ重視のサイトです。 この状態のサイトをサイト内のファイルには、一切手を加えずにリッチスニペットが表示された経験があります。
やったことは、お客様が持っていた似たようなサイトの統合です。
A:リッチスニペットが表示されなかった運営3ヶ月のサイト B:構造化データは利用していなかったけど数年の運営歴のあるサイト
BをAに統合したところ、翌日には全てのリッチスニペットが検索結果で表示されました。
具体的な統合方法として ・BよりAへ.htaccessでリダイレクト ・Bの主要ページからもAの該当ページへリダイレクト ・Bのトップページと主要ページをサーチコンソールのFetch as Googleより送信
もちろん、この方法は、リッチスニペットの為にやった作業ではありません。 もともと統合予定のサイトでした。
しかしながら、この統合作業によって「リッチスニペットの表示には、サイトのクオリティが重要」なことを改めて経験しました。
サイトの統合が認識された瞬間(上の作業を行なった数時間後)には、リッチスニペットが表示され リッチスニペットの表示条件には、やはりサイトの「クオリティ」が重要視されていることを認識した次第です。
何をやってもリッチスニペットが表示されない場合、サイトの「クオリティ」と言った角度でチェックして見るのも良いかも知れません。
※この統合作業は、元々予定していた案件でした、サイトの統合は、リッチスニペット表示より細心の注意が必要になります。 一つ間違えばスパム行為と見なされてペナルティーを受ける可能性もあります、ないとは思いますがリッチスニペットの為だけにサイト統合はしないで下さいね。
あくまでも「サイトのクオリティ」で表示/非表示になることを知った、と言う趣旨の記事です。2016年06月25日