AMP対応してみた感想・現状のこのサイトでは微妙

このブログサイトも一応AMP（Accelerated Mobile Pages）に対応しているのですが、javascriptやiframe使っているページやformなど同的コンテンツがあるページは、未対応でした。

AMPでは、IMGタグが使えなかったり、画像の縦横を完全に指定する必要があるので、本文中にピクセル数のフォーマットを決めていない写真を掲載しているページも未対応でした。

一番上に表示されるアイキャッチ画像は、ピクセル数を決めてアップしているけど、本文中の説明用画像などは、いちいちサイズ統一していないし一元管理もしていません。

そんな訳で、ブログページの殆どがAMP未対応だったのですが、可能な範囲で対応させてみました。

amp-imgのタグにlayout="responsive"を記載することでレシポンシブル（自動リサイズ）に対応するらしいですが、既存CSSとの相性できちんと動作しませんでした。

AMPのメリットを考えたときに「既存CSSを変更してまでやる価値があるの？」と考えてこの作戦は見送りました。

適当にアップした既存ページ内の写真サイズをサーバーサイドで計れないか？
Perl（ImageMagick）から簡単にできました。

use Image::Magick;
$image = Image::Magick->new;
$image->Read("$ImgFile");
$WW=$image->Get("width");
$HH=$image->Get("height");

あとは適当に調整する(横300ピクセルの場合の縦値を求める例）

$ratio=$HH/$WW;
$HH=300*ratio;
$HH=int($HH);

これで縦横比率を保持した状態でamp-imgタグを書けるようになりました。
AMP面倒くさ〜い。

javascriptは、諦めましょう。

amp-iframe要素が使えるらしいけど仕様を見たら「今度でイイかな〜」だったので見送り。

追記
限定的ではありますが、FORM関連のタグが利用できるようにAMPの仕様が拡張されました。
勉強も兼ねて、AMPに対応したニコチン濃度計算フォームを作ってみました。

そもそも今の段階でメリットを感じません。

検索結果によっては、順位が多少アップするについては、

調べた限りMYサイトでは、
通常検索5位
モバイル検索4位
のページがありました。

が、しかしそれ以上のデメリットとして

・リファラーなどのアクセス解析から得られる情報が少ない。

・同じページでもAMPからの訪問者の方が直帰率が高い

このサイトのように雑多ブログだとユーザーの直帰率は、高い傾向にありますが、AMPだとその傾向に拍車がかかりました。

何かを求めてブログを運営している訳でもないので、直帰率を気にしていることもないのですが、
大した効果がない割には、沢山のデメリットを現在のAMPに感じました。

そして何より納得できないのは^^

・AMPに対応させることでチョット順位が上がる可能性がある（実際に上がった）

・PageSpeed Insightsで高得点を収めてもモバイル検索の順位に関係なし！グーグル様が言っている（らしい）

心外です^^
（山田は、ぐうの音も出ない時にこのセリフを言います(笑)。

PageSpeed Insightsでは、HTTP通信を圧縮しろ！写真を圧縮しろ！ロードした時に表示される部分の要素を色々と調整しろ！だの難しいこと言われます。

しかしAMP対応ページのImageObject(構造化データー)では、700ピクセル以下の画像ファイルだとエラーが出ます。

両者ともに表示スピード向上を目的とした、AMPとPageSpeed Insights
後者のPageSpeed Insightsでは、サーバーサイドの調整も必要になるので好成績を収める為には、それなりの作業が必要です。
しかし、検索順位に関係してくるのはAMPだけ。

現状でAMP対応にするメリットが薄いから、グーグル先生による特典なのかな？いつかは、この方針も消えてなくなるかな。

このブログも適当にAMPに対応させましたが、AMPにパワーを注ぐよりも、ブログを訪れて頂いた方へ、有益な情報を提供できるような記事を書く事に注力することにしました。

だってグーグルさんのAMP推し、なんだか強プッシュ過ぎて警戒しちゃうんですよね。

■この記事について

　
AMP対応してみた感想・現状のこのサイトでは微妙
https://ezhp.jp/web/1484376737.html

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