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カテゴリートップページでの1ページでの表示件数とコンテンツ量で迷ったら
2016年06月30日検索順位
カテゴリートップページ
カテゴリーを持たせて運営しているサイトのカテゴリーのトップページでは、カテゴリー内の記事を新しい順でリスト表示するパターンが多い思います。
このサイトの場合は、
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├WEB関係の記事2
◆マークの部分です。
このページで、WEB関係の記事1、2、3をリスト表示させるているのですが、その際に1ページに何件まで表示させるのか？何件で次のページへ送るのか？本文のピックアップは何文字程度にするのか？
・ページのコンテンツ量
・ページ数（ページ分割によって生まれる数）
・URLの正規化（canonical）
・ページネーション
1：単純にページ数を多くしたいパターン
1ページでの表示件数を減らして分割するページを増やす、そんな作戦です。
この場合は、各ページのテキストボリュームが少なくなりますので、記事本文からピックアップする文字数を増やすことで対処しています。
分割したページは、それぞれインデックスさせて各ページオリジナルとする。
（canonicalは、分割したそれぞれのURLに設定）
不安材料としては、分割したページが低品質扱いを受ける可能性でしょうか。
2：ページを分割するも検索エンジンへは、代表URLだけを登録させるパターン
1と同じようにページを分割させますが、分割させたページは全てcanonicalでカテゴリートップのURLに設定する。
メリットは、各ページをインデックスさせませんので文字数を気にしないで自由な設計と自然なデザインができることでしょうか。
作り方によっては、こちらの方がユーザービリティーの高い優しいホームページに出来るかと思います。
デメリットとしては、ページ数を増やせる機会を捨ててしまうこと、になるのかな？とあるお客様のサイトで
大まかなカテゴリーは5ヶ、各カテゴリーに2000文字×200ページの記事、全体では1000ページオーバーのサイトで（1）と(2)の両方をABテストしたことがあるのですが、
(1)の方法で分割させたリストページは、
1ページ／20件のピックアップ
1ピックアップ200文字
1ページに200文字×20件で4000文字程度
1カテゴリーに大よそ10リストページとなりました。
この状態で内部リンク等をしっかりと施して1年経過したところ、全てのリストページがインデックスされたものの評価は薄く
・検索結果からキャッシュ表示できない
・ページtitle以外の検索ではヒットしない
など、サイト全体のページ数は増やせたものの、検索エンジンからの評価は、すごぶる低い結果となりました。
その後また1年をかけて（2）へ変更しました。
インデックスされたページ数は、減ったものの、カテゴリートップページの検索流入は増えて結果としては、サイト全体のアクセスアップにつながりました。
私個人としては、この結果より
リストページを分割させる際には、分割したページのメインへ、オリジナルテキストを加えて
分割した各ページへ、個別のロングテールキーワードを入れるなどの目的がないと、分割するメリット（単純にページを増やした効果）は薄いと思います。
Pagination
rel=next rel=prev のページネーション（Pagination）を設定してリストページを正規化する方法もありますが、
そもそも、各リストページへの検索流入がない場合は、ページネーション設定をする意味が薄くなると思います。
例えば、10ページに分割した7ページ目への検索流入がなかった場合、それをページネーション処理しても検索クエリは増えません。
もともと「7ページ目」に検索流入があれば、話は別ですが、
7ページ目に表示されている文章（段落）は、メイン記事からのピックアップですので、今度はメイン記事と7ページ目でカニバリゼーションの問題も発生していまいます。
7ページ目だけのオリジナルコンテンツが用意できない場合、ページネーション設定ミスによる悪影響の方が怖かったりします。
私個人としては、今はユーザービリティー（見やすい・目的のページを探しやすい）を重視してカテゴリーページを製作するようにしています。
もしサイト内のページ数を増やすことだけが目的の分割であれば、分割した各ページへ、オリジナルコンテンツ（テキスト）が必要である、思います。
リストページの分割とページネーション処理では、どの方法がベストと決めることが難しくケースバイケースかと思いますが、迷ったらユーザービリティー重視にしています。
2016年06月30日
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