SEO脳に陥った時のあるある

2016年06月28日検索順位
日々WEBサイトを管理していると、SEOやアクセスアップのことばかり優先してしまうことがあります^^
私は、そんな現象をSEO脳と呼んでいます。
本来であれば、良いコンテンツの追求こそ人気のWEBサイトを育てる王道であって、より良い情報を掲載することがアクセスアップの近道であることを
われわれWEBマスターは、わかってはいるものの「SEO脳」に陥ってしまうときがあります。
ライバル編
・競合サイトを見ていたら、あからさまなキーワードの羅列、詰め込みを発見して「ペナルティー受けるだろうなー」と遠い目。
→数年後もペナルティー発動しない・挙句の果てにはMYサイトが検索順位で抜かれる「訳がわからないよ〜」
・MYサイトではページ数、SSL導入、パンずくリストなど基本的な部分はしっかりと押さえる
→独自ドメインも持っていないホームページビルダーで製作したイメージファイル名が日本語(2バイト)のサイトに追いつけない「やる気が失せる」
→と言いつつライバルサイトのコンテンツを楽しんで読んでいる。
テキスト編
・サーチコンソールのコンテンツキーワードに変な語句が認識されている
→「1位:てい」ていって何?
サイトを調べたところ自分の文章能力の無さを痛感する。
・書き終えた文章の校正している際に、追加したキーワードによって「てにをは」が変になる
→リライト→文章全体が変になる→リライト→手の空いた時間を利用したつもりの作業が小一時間かかり、残念な気持ちになる。
・難しい用語や言葉は避けようと思うものの、無理に違う言葉をつかうと文章の終わりが変になってしまう。
・共起語を調べていて出てきたワードが気になり検索→ミイラ取りがミイラに、無駄にネットサーフィンをしてしまった。
テクニカル編
・構造化データを導入した、綺麗にマークアップした。
→その苦労と達成感により「なんだか検索順位があがりそう」に思える。
・<BR>を連続で使うと順位が下がりそうな気がする。
・アンカータグのtitle属性が怖くて使えない
・<strong>タグが怖くて使えない
・些細な箇条書きでも<li>を使いたい→面倒なので書く事自体が嫌になる。
クローラー編
・クローラーの通信ログを見て一喜一憂していまう。
・サーチコンソールを見て一喜一憂していまう。
・普段は、インデックスに時間がかかるくせに、書きかけの記事が瞬く間にインデックスされた。
・世界中のサイトが全て rel="nofollow"になってしまえばイイと自暴自棄になってしまうことがある^^マインド編
・MYサイトの直帰率や、ライバルサイトのクリック率が気になりスマホのクッキーをOFFにしてアクセス毎にキャッシュもクリア、忍者のようにブラウジングしている(お忍びです)
・直帰率改善の為にトップページに動画をアップしたいと思ってしまう。
・アドワーズへの広告費用がかさみ効果が出せないと「利用者へ直接キャッシュバックした方が良くね?」と思ってしまうことがある。
・○○○のガイドラインや、業界で権威ある著名人の発言が、まことしやかに信じられなくなる「どうせダブルスタンダードでしょ」(素直さが無くなる
・1週間、サーチコンソールやアクセスログを見なくなったら飯が旨くなって良いコンテンツが作れた。重要なのは、コンテンツマーケティング
WEBマスターにとって大切なことは、訪れてくれた人へ必要な情報とプラスアルファーを提供すること(120%の検索体験)
小規模サイトでは、テクニカルなSEOはあまり効果がない
そのことは、分かっているんです。
でもね、頭が理解しているつもりでも体が勝手に動くんです。
他のジャンルのネットスラングで「中二病」という言葉がありますが、言い得て妙で私自身も思春期の頃に経験があるのですが、今はSEO脳なんです^^
ですが、われわれは、紳士ですのでブラックハットやガイドライン違反で順位を上げたサイトを「ずるいな〜」と思うことはあっても、実際に手を染めることは、ありません。
だからこそ悩んでしまうのです(苦笑)。
ですのであまりアクセスを気にせずお気楽に運営していますが、見ていただいた方が楽しい気持ちに・前向きな気持ちになって貰える様にネガティブなことでも、笑って流せるようにしよう!と決めています。
それって大切ですよね。
2016年06月28日
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