サイト内の写真にコピーライトを一括で合成する
2017年09月16日Perl
写真にクレジット表記を合成
人気ブログ等だと写真や記事を無断転用されてしまう事もあるみたいですが、このサイトのアクセス数なんて高が知れているし、神経質になることもないだろ〜と思っていました。
そんな風に考えていたら、先日お問合せフォームより「そちらの記事が写真ごとまんまパクられているよ」とお知らせを頂き、調べてみたら丸パクりでした;汗
面倒だなぁ〜と思いつつも、そのページのタイトルで検索すると、ウチの方が下に表示されており「これは何らかの悪影響があるなー」と言うことで重い腰を上げた次第です。
このサイト(こちら山田です)もエックスサーバーを利用しています。
丸パクりブログへの対応
結論から書くと、すんなりと削除して頂けました。
当初は、先方の連絡先が分からなかったので、アメブロを利用されていましたので、アメブロの著作権関係の問い合わせフォームを利用しました。
しかしブログ運営会社(アメブロ)へ問い合わせでは、解決できませんでした。
アメブロからの回答メールには、
「このメールの内容を転載するのは禁止」のような旨が記載されていましたので、ここでは詳細は控えますが、
「こっちがパクられたのに何じゃそりゃ」
の印象を受けました。
残された手段は、
(1)連絡先を探して直接電話する
(2)デジタルミレニアム著作権法 を利用してGoogleへ申請する
2番は、面倒なので「どうしようかな?」と悩んでいたら、ひょんなことから先方のTELが表示してあるWEBサイトに辿り着き、電話をして速やかに穏やかに解決できました。
平和が一番^^面倒にならず良かったです。カジュアルコピー
人気ブログではないので、誰もパクらないだろ。ほったらかしで良いだろう、と考え画像に関しては、無対策・無防備でした。
今回の一件で、何の対策もしないで面倒に巻き込まれる方が面倒、と思ったので簡単ですが以下の対策を行いました。
サイト内のJPG画像を以下のコマンド(perl)でクレジットを記載したPNGファイルと合成する。
$original_jpg="元の写真ファイルJPG";
$copyright_png="合成するクレジットを記載した透明PNGファイル";
use Image::Magick;$imageA = Image::Magick->new;
$imageA->Read("$original_jpg");
$HH=$imageA->Get("height");
$HH=$HH-20;$imageB = Image::Magick->new;
$imageB->Read("$copyright_png");$imageA->set(quality=>95);
$imageA->Composite(image=>$imageB, compose=>'Over', x=>4, y=>$HH);
$imageA->Write("$original_jpg");
$imageA->Composite(image=>$imageB, compose=>'Over', x=>4, y=>$HH);
imageAに$imageB(透明PNG)を重ねる、左から4px 上から(JPGの高さ-20)px
$imageA->set(quality=>95);
JPGの圧縮クオリティーは95を指定(最大100まで)
あとは、この処理をサーバー内の全てのJPGにループで実行して終了です。
$kaisou="調べたい階層"while(<${kaisou}*>) {
if(-d $_){push(@FolderList,$_);}
}for $roopscalar(@FolderList){
$roopscalar =~ s/\n//g;
$roopscalar = "$roopscalar/";while(<${roopscalar}*.jpg>) {
$roopscalar2 =$_;
$roopscalar2=~ s/\n//g;
push(@JpgList,$roopscalar2);
}
}
2階層でしたら、上記のスクリプトで探せると思います。
ファイル数が多いとバッヂ処理を考えないといけないのですが200ファイルぐらいでしたら、一気にいけました。クレジットを入れたくない写真
上の処理で一安心していたら
写真下の文字と被る・アプリのハードコピー等、クレジットを入れない写真の存在を思い出しました。
このサイトのCMSへ写真のような
サイトのJPGをクロールして「クレジット合成ON/OFF」の設定とオリジナルJPGをバックアップする管理機能を追加して今回の対策は終了です。
この機能により、好きな時に好きなクレジット画像と合成が出来るようになりました。
「大した記事数もないし、簡単に1時間程度で対策できるだろう」と考えていましたが、4時間ぐらい掛かってしまいました。
転載されたことよりも、この時間の読み間違え(腕が鈍ったこと)が悔しいです^^
2017年09月16日
Perl