プルーテック・カートリッジを再生復活させる・安価に

2017年11月09日プルームテック

カートリッジを再生して蒸気復活

抽選販売が終わり、やっと販売再開のプルーム・テックですが、やはりカートリッジ単品での販売予定はないようですね。

50パフルールを守って使っていれば、カートリッジが(リキッドが)不足することもないのですが、ながらタバコでカプセル交換タイミングをついつい見逃してしまったり、 山田のようにカートリッジ再生前提で、蒸気が多く吸い応えのある互換バッテリーを愛用している人も多いと思います。

今回は、Ploom TECHカートリッジの復活方法を簡単にまとめてみました。 芋の皮むきより簡単です。

カートリッジ再利用

カートリッジ内は、こんな構成となっています。

・樹脂製の蓋 ・真ん中の穴は、耐熱チューブ、その先に電熱線 ・耐熱チューブを取り囲むようにコットン(綿)

リキッド(液体)は、コットンに染み込んでおり250パフ吸える量が、最初からチャージされています。 このコットンにリキッドを再注入することで、カートリッジを復活させます。

やる前は「なんだか面倒だな〜」と思っていましたが、実際に取り掛かってみると、1・2分の簡単作業で再生できて、今では日常茶飯事の作業になりました。

まずは、樹脂製の蓋を外します。

中蓋を外す

このツールを使って外すアイデアを最初にみたのは「おっさんの挑戦状」さんのブログでした。 今では、当たり前のようにカギ針を利用していますが、これは偉大な発見だと思います。

使うのは、手芸用のかぎ針です。 再生ユーザーの中では、5号派と一段小さい4号派に分かれますが、山田の場合は小回りがきく4号サイズを愛用しています。

100均でも売っていますので両方あったら4号と5号、二つ買って使いやすい方を利用するのが良いと思います。 スポッ。 かぎ針をドーナツ状の中蓋に引っ掛けて引っ張り出します。 簡単に抜けました。 中蓋は、固い樹脂でできています。

チャージするリキッド

お好みで電子タバコ用の味付きリキッドを入れても良いのですが、山田の場合は、タバコカプセルの味が好きなので、プルームテックと同様に無味無臭のリキッドを利用しています。

写真は、電子たばこユーザーの間でも評判の良いクサノハ化粧品のVG・PG混合液です。

VG=グリセリン PG=プロピレングリコール

JT純正カートリッジ内のリキッドの主成分も、VG・PG混合液です。 クサノハのVG・PG混合比率は、80:20〜50:50まで選択できます。

JT製の その他添加物や混合比率などの詳細は、公開されていませんが、迷ったら50:50のVG・PG混合液を買っておけば、間違いないと思います。

VG・PG混合液VG50:PG50 370g・330ml(Aamazon・大容量330mlなので1年分あります^^)

電子タバコの世界では、VG・PG混合液をベース液と呼んでおり、このベース液に独自の味をつけた物がフレーバーリキッドとして販売されています。

VGは粘度の高い液体で、VG比率が高いほど蒸気量が多くなりますがその分、コイル(電熱線)にかけるパワーが必要です。 Ploom TECHは、出力の小さな電子タバコですのでVG比率が高すぎると、満足いく煙量は得られません。

チャージにはスポイトを利用

シリンジ(注射器)でチャージするが一般的なようです。 山田の場合は、シリンジを洗ったり乾かしたりの後始末が面倒なので、混合液を60mlスポイト瓶に小分けして、付属のスポイトでチャージしています。 60mlあれば1ヶ月以上持つので便利です。

「鍋肌から回して醤油を入れる」と同じように真ん中の穴にリキッドが入らないようにチャージします。

多い時は1ml程度入りますが、おおよそ0.8ml程度入れれば丁度良いです。0.8ml=スポイト瓶(RS-60)のスポイト部分の1/2程度の量。

よそ見をしながら入れていたら失敗しました。 真ん中のトンネルまで満タンに リキッドの単価が安いので溢れても気にしない^^

1ml50円もするVAPEリキッドの場合は、そうも言っていられないので、VGPG液は気楽さが素敵です。

入れすぎた時は、カートリッジを立てて2・3分放置します。 下から溢れたリキッドが出てきました。

待つのが面倒な際には、上から息を吹き込んでもオッケーです。 チャージが終わったら中蓋を戻します。 溢れたリキッドをティッシュで拭くのは、まだ早い・ティッシュがもったいない! 蓋をすると下から少量のリキッドが出てきますので拭くのは、最後でオッケー。

中蓋を押す道具は、割り箸でオッケーです。 両かぎ針の太い方(6号・7号)でも押せますが、力を入れ過ぎると中蓋の穴を壊してしまうことがあるので、蓋の穴より太い物を利用しています。

押し過ぎると、中のコイルが潰れてしまいますので、覗きながら押しましょう。

押し込む深さは約18mmです、タバコカプセルが装着できて中が潰れない程度の深さです。 隙間があってもコットンに染み込んだリキッドは、簡単には漏れませんのでアバウトで大丈夫です。

山田の場合は、余っていた六角レンチにマジックで「ここまでライン」をマークした物を使っています。

中蓋を戻したら、溢れたリキッドをティッシュで拭きとりましょう。 とくにバッテリー接続側は、液でショートしないように念入りに。

工作が好きな人は、18mm以上押せないような簡単な冶具を作るのも面白いですね。 妄想好きなので絵を描いてみました。 反対側がカギ針だと、更に良いですね^^

カートリッジ再生完了・蒸気復活!!

純正プルームテックバッテリーより出力の高い(ミストが多い)お気に入りの互換バッテリーに装着しました。 関連ページ カートリッジ再利用している人へお勧めの互換バッテリー

山田は、まとめてカートリッジ再生

カートリッジ再生は、短時間で簡単にできますが、拭き取るティッシュがもったいないので、まとめて作業しています。 ドンドンと中蓋を外して、次々にチャージ 適当にやっていやら思いっきり溢れていました^^

乾燥防止にキャップをつけて作業完了。

一本少なくなっているのは、家族が利用したカートリッジが混ざっており、仁丹臭かったので捨てました。

溢れたリキッドを吹き飛ばす際には、エアダスターも便利ですが、山田の場合は、ケチなので使いません。

ちなみにエアダスターや、オイルスプレーのノズルって紛失してしまいますよね。 なので、半分に切って残りの半分は缶に付けたまま利用しています。 綺麗に噴射されるよう、ノズル切り口が缶側になるように。

コスト重視のカートリッジ再利用

まだ味がするカプセルを捨てるなんてもったいない!と言うところからカートリッジの再生を始めました。

現在は、ニコチン感をアップさせる為に、上記のVG・PG混合液へ、個人輸入したニコチンリキッドを8mg/mlになるように計算・添加してカートリッジを再利用しています。

そんな吸い方なので、JT純正カートリッジでは、物足りなく新品カートリッジへ手を付けなくなってしまいました。

再生したカートリッジは、5回でダメになる物(焦げ臭くなる)や、10回再生しても元気な物など個体差がありますが、どちらにしても新しいカートリッジを消費しないと足りなくなる…問題が浮上してきました。

そこで家族に頼んで新品カートリッジを消費して貰っているのですが、たまに仁丹臭くて気持ち悪いんです^^ 家族でも言えないことがあるので黙って燃やせないゴミの日に捨てています。

混合液の保管

さすがに330mlを短期間で使い切れませんので、60ml瓶に小分けして、残りは野菜室に保管しています。

ニコチン添加をしない場合は、遮光瓶でなくても構わないのですが、やはりスポイトが付いていてダイレクトにチャージできる瓶が1個あると便利です。

当初は、シリンジでチャージしていたのですが、スポイト付き瓶はリキッドの保管とチャージが一つでできて、後始末もなく楽チンです。

60mlスポイト瓶(RS-60)(amazon)

将来的にニコチンリキッドを利用する可能性がある場合は、遮光タイプがオススメです。 ニコチン液は、光に弱く数日程度の短期間で変色、劣化してしまいます。

たまたま発見したのですが、MK VAPEのリキッド Koi-Koiシリーズの60mlガラス瓶は、上のRS-60と同じサイズ、同じスポイトでした(たぶんRS-60その物) 電子タバコを利用していて味が好みでしたら、中身入りの瓶を買うのもアリだと思います。

山田は、コーヒー&チョコ味で味の濃い「来々(Koi-Koi) 月見」が好きなので年に数回リピート購入しています。 吸っても美味い、吸い終わっても瓶が便利。中々のやり手です。

カートリッジが足りないのでカートリッジ再生を始めた山田ですが、今度はカートリッジが大量に余ってしまうことになりました。 足りないよりは、イイのかな。

■関連リンク(サイト内の別記事) Ocean-C互換バッテリーとメンソールフレーバーPloomtech互換カートリッジ 最初からリキッドチャージされていて、そのまま使える互換カートリッジ

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■この記事について   プルーテック・カートリッジを再生復活させる・安価に https://ezhp.jp/free/1510212848.html

2017年11月09日

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