電池式ワークライトの電球色化#2号機・CREE XP-G2

2016年05月11日電球色LED

#2号機

電球色ワークライト1号機の問題点

・並列でLED点灯は嫌 ・粒が多いので作るのが面倒 ・単純回路なので改造が楽しくない

を改善すべく2号機の製作に取り掛かりました。

用意したLEDは、CREE XP-G2 2800K R3ランク これを700mA流してシングルドライブしたいと考えました。

うまくいけば(データシート通りの数値が出せれば)夢の200ルーメン超えの223ルーメン!期待で胸が膨らみます。

まずはWarmWhiteのXP-G2を入手 

国内でいくつか探しましたが、電球色のラインアップは無く青白い素子や、エミッター単品(基板無しの製品)しか見つけることができず、例によって海外サイトにて発注しました。

発注→約3週間 いつものオレンジ色の封筒に入って到着しました。

金額は、16mmアルミ基板に乗った状態で1個2ドル程度でした(約200円) 送料は無料です。

さっそく製作に取り掛かります。

灯体の改造

LED発注から3週間、その間暇でしたので前もって嫌な作業(電池ボックをヤスリで削る)を終らせておいたので今日の作業はルンルンです。

実験用のLED(OSM5XME3C1S)を利用して放熱のテストをした結果、1mm厚のアルミ板では放熱が間に合わない、だからと言って面積を広げられない。

そこで2mm厚のアルミ板を利用したのですが、さすがに倍の2mmは事務用のハサミでは切れませんでしたのでホームセンターで金切バサミを買ってきました。

灯体に入るサイズで最大限面積を広くしてアルミを切り取り、LED基板に放熱グリスを塗りネジ止めして灯体に収めました。

ここまで大よそ2時間

定電流ドライブ

前回の1号機は、抵抗1本でドライブと言う、工作心をくすぐらない改造でしたので今回は、定電流ドライブにしました。

利用した部品は、定番のAMC7135です。 国内通販で1個50円ぐらいで購入できると思います。

AMC7135は、並列利用ができますので350mA品を2個利用して700mAになるようにしました。

テスターによる実測では、690mA程度、これならば1号機と同じく3時間点灯できますね。

完成!点灯!!!

明るい!これが200ルーメンの実力なのかー シングル素子なので影も2重3重にならず綺麗な光です。

点灯後30分、基板の温度は、余裕で触れるぬるさでした、これなら発熱は問題ない、このままテスト続行。

ランタイムは予想通り約3時間、定電流ドライブしていますので電流が取り出せなくなった瞬間にガクンと暗くなります。

1号機との比較ですが、どちらが明るいか…わからない。 同じぐらいでした。

簡易照度計で計測したこころ数%程度の違いしかなく、1号機2号機ともに各4台ずつ製作しましたが、固体差の範囲と言った感じでした。

素子の違い、素子の数こそ異なるものの同じ電流で利用した場合は、明るさに大した違いは無いのかも知れません。

Creeも日亜化学も、凄い開発費用をかけて研究開発をしている訳ですから、発光効率が高い素子の場合、メーカーが違えど限られた条件下では、似たような性能になるのかも知れません。

どちらかと言うと日本の日亜化学を応援したいところですが、Cree(アメリカ)は個人ユーザーも意識した製品となっていて、どちらも応援したい会社です。
■この記事について   電池式ワークライトの電球色化#2号機・CREE XP-G2 https://ezhp.jp/diy/1466439042.html

2016年05月11日

電球色LED

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